IPO銘柄におけるオーバーアロットメントとは (株式用語解説)

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オーバーアロットメント [読み:おーばーあろっとめんと] [英語名:Over allotment]

祐作:先輩、IPO銘柄にオーバーアロットメントという制度が適用されることがあると聞いたんですが、この場合のオーバーアロットメントとはどんなものでしょうか?

兜:ふむ、新規上場銘柄の場合、募集または売出しの際に、当初の募集・売出予定株数を大きく超える需要がある場合がある。こうした場合に、価格が上がりすぎるなどの、流通市場での需給環境の悪化を防止することを目的として導入された制度がオーバーアロットメントだ。いわば、「冷やし玉」だな。

祐作:冷やし玉ですか。

兜:IPO銘柄の人気が高く、投資家の買い注文が売り注文を大幅に上回ると、株価(初値)が付かないことがある。主幹事証券はあらかじめ投資家の需要動向を見て、公募・売り出し株数の15%を上限に創業者や大株主から株券を借りておき、上場日以降、公開価格で売り出す。人気を冷ます効果があることから一般的に「冷やし玉」と言われるんだ。2002年から導入され、最近のIPO銘柄の半数弱がオーバーアロットメントを採用しているぞ。

主幹事証券はオーバーアロットメント用に借りた株券を30日以内に株主に返す必要があり、前もって返済方法について契約を結ぶ。まず、上場後の株価が公開価格を上回っているときは公開価格を基準に代金を支払って返済する。一方で株価が公開価格を下回っているときは、主幹事証券は株を市場で買い付けて返済する。この場合、株の買い付けが株価を下支えする効果も見込めるとされいる。投資した銘柄がオーバーアロットメントを採用しているかどうかは、株価を占う判断材料にもなるので注意してくれ。

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