5月10日、サイバー・コミュニケーションズの株価が前日比-29,000円(-7.77%)と急落しました。
5月9日、新井敏夫社長が子会社株などの取引で不透明な利益4億2000万円を得ていたため辞任したからです。
サイバーコミュニケーションズのウェブサイトに不正取引に関する発表文のPDFがあったので、それを読んでみましたが、今回の不正取引は監査委員会が見つけたとのことです。
今回のようなニュースを聞くと、ライブドアショック以降、監査は厳しくなっているのかなという気がします。新興市場の企業で決算を厳格にやったところ、下方修正になったという銘柄も散見されますし。
中央青山監査法人のような大手すら甘い監査をしていたのですが、今までの反動が今年になって表面化してきているのかもしれません。