ウォーレン・バフェット氏が4兆円超を寄付 ゲイツ氏の財団などへ

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6月26日、世界で最も成功した株式投資家ウォーレン・バフェット氏が、ビル・ゲイツ・マイクロソフト会長の夫妻による慈善財団などに合計で約370億ドル(約4兆3000億円)分の株式を寄付すると発表しました。以下、日経新聞のウェブサイトからの抜粋です。

バフェット氏、株4兆円超をゲイツ氏財団などに寄付
米投資会社バークシャー・ハザウェイを率いるウォーレン・バフェット氏(75)は25日、保有する同社株370億ドル(4兆3000億円)相当を、マイクロソフト会長のビル・ゲイツ氏(50)の財団などに譲渡すると発表した。慈善事業への個人の寄付総額としては米国最大になる。

・・・か、かっこいい。投資家として理想的な人生ですね。
ウォーレンバフェット氏は、歴史上、株式投資で最も成功した人物です。綿密なファンダメンタルズ分析に基づいた長期投資で、世界第2位の富豪にのしあがった人物です。
参考フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 ウォーレン・バフェット
銘柄分析の手腕もすばらしいのですが、長期投資の姿勢が徹底しているのがバフェット氏の特徴であります。「買った瞬間、マーケットが5年閉鎖されてもかまわない銘柄しか買わない」と豪語したという伝説があるほどです。
高収益を上げる企業の株価が下がっているときに大量に株を仕込んで、ずっと手放さずに持ち続けるバリュー投資で莫大な資産を築いたバフェット氏ですが、服装や食べ物には無頓着だそうです。マクドナルドのハンバーガーやコーラが大好きだそうで。
そんなバフェット氏をみて「金の使い方をしらないやつ」と批判する人間もいたようですが、今回のニュースを見て、金の使いを本当に知っているのは、バフェット氏の方だなと思いました。
ところで、私、こう見えても、株式投資を始めた当初は長期投資家を志していて、バフェット氏の本も読んだものです。いつから道を踏み外したものやら。
最後にバフェット氏の名言を一つ紹介しておきます。
株式投資の極意とは、いい銘柄を見つけて、いいタイミングで買い、いい会社であるかぎりそれを持ち続けること。これに尽きます
「ウォーレン・バフェット 自分を信じるものが勝つ!」より
すばらしい金言ですね。しかし、バブル崩壊後の「失われた10年」を生きてきた私には、この言葉を全部信じることができない。私は長期投資家にはなれないのではないかと思います。
▼書籍紹介
「ウォーレン・バフェット 自分を信じるものが勝つ!―世界最高の投資家の原則」
↑バフェット氏の名言集であり良著ですが、残念ながら現在amazonに新品の在庫がありません。
「バフェットからの手紙 – 「経営者」「起業家」「就職希望者」のバイブル」
↑バフェット氏自身が書いた「会長からの手紙」をテーマ別に編集して一冊の本にしたものです。バフェット氏は本を書かない人物なので、彼自身の本がない現在においては、同氏の言葉で構成された文献として貴重です。
ただ、ファンダメンタルズ分析中級者以上向けの内容となっています。ファンダメンタルズ分析初心者がいきなり読むと難しいと思います。株式投資を始めたばかりの頃の私には難しかったです^^;

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