資産140億の男BNF氏が朝日新聞社の雑誌「週刊AERA(アエラ)」6月26日号に出ています。6月19日に発売されていて、記事の見出しは下記のようになっています。
ジェイコム男 資産140億円の運用術
下げ相場でのネットトレード ジェイコム男の運用術
世界的な株の下落傾向のなか、”あの”ネットトレーダーも苦戦していた。約140億円と巨額の資産ゆえの悩みもある。
▼今回の記事でB.N.F氏についてわかったこと
・「あいかわらず楽天証券のマーケットスピードを使っている」
・「千葉県市川市在住」
・「6月13日(日経平均株価-614円。終値14,218円)の取材」
・「資産は約140億円」
・「取材当日2億円の損」
・「最近の相場は下げが急速すぎる。株を始めたころのITバブル崩壊相場でもここまで速くはなかった」
・「取引は東証一部の大型株の循環物色が中心」
・「1日~1週間ほどで値幅を取るスウィングトレード」
・「BNF氏曰く、今年4月半ばから相場が弱くなってきたので慎重になった」
・「5月は半分くらいの日がノーポジションで様子見をしていた。つまり株を保有せずに株価を観察していた」
・「ノーポジでも株価は観察している。いずれ買うのだから」
・「世界的に株価が連動しているので、最近はインド市場の平均株価も見ている。昨年はインド市場は見ていなかった」
・「出来高が減ってくると100億円以上の運用は難しい。運用資金を80億円くらいに減らす必要性を感じている」
・「残りの60億円の運用先は見つからない」
・「ストレスで背中がピキピキと張って重い」
・「きついので株取引をやめたい、でも明日にはまたやっている」
上記の内容の中で一番注目に値するのは、「5月は半分くらいの日がノーポジションで様子見をしていた。つまり株を保有せずに株価を観察していた」という点です。
日経平均株価が急落していたときに、休むも相場を実践していたわけですね。「休むも相場」は機関投資家には真似できない個人投資家の特権なわけですが、その特権を活用し資産を守っています。
あと、記事の内容から信用取引の空売りをやっている様子は伺えません。にも関わらず、下げ相場で資産を増やしています。
ということは勝てる確率の高いときだけ「買い」で参戦しているということでしょう。
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