auカブコム証券(旧カブドットコム証券)の株価情報提供元、クイックに加えロイターを追加 二重化で障害に強く

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auカブコム証券(旧カブドットコム証券)の証券口座にログインして見ることができる株価情報は、今までクイック社が配信していました。

2月12日、auカブコム証券(旧カブドットコム証券)が従来から提供しているクイック社の株価情報に加え、トムソン・ロイター社の株価情報を加えたと発表しました。

ネット証券でも数少ない二本立ての株価情報となります。二本立てになったことで、情報提供会社の片方で障害が起きても、auカブコム証券(旧カブドットコム証券)のユーザーはもう片方の情報提供会社のおかげで株価を見ることができるわけです。

現状、ネット証券では、クイック社かロイター社のどちらかの株価情報だけを採用している会社が一般的です↓

▼【株価情報提供元=ロイター】

  1. SBI証券 トレーディングツール=HYPER SBI
  2. 楽天証券 マーケットスピード
  3. トレイダーズ証券 ネットインデックスとTRAEDESTADIUM
  4. auカブコム証券(旧カブドットコム証券) kabuマシーン

▼【株価情報提供元=QUICK】

  1. オリックス証券 オリックス・マーケットステーション
  2. マネックス証券 マーケットライダープレミアム
  3. ジョインベスト証券 ジョインベスト・エクスプレス
  4. 松井証券 ネットストックハイスピードとネットストックトレーダープレミアム
  5. auカブコム証券(旧カブドットコム証券) kabuマシーン

短期取引をしているトレーダー達にとって、システム障害で株価情報を見ることができなくなるとトレードに支障が出ます。

関連記事 ロイターのシステム障害でSBI証券や楽天証券の株価情報が停止・・・2008年12月22日

そのため、デイトレーダーは、「ロイター系の証券会社の口座」と「クイック系の証券会社の口座」の両方を開設しておくのが無難でした。

今後は、システム障害に備えて複数の証券会社の口座を作るのが面倒な方は、とりあえずカブドットコムの口座を作っておけばよいでしょう。

▼プレスリリース auカブコム証券(旧カブドットコム証券)のウェブサイトからの抜粋

2009年2月12日

ネット取引の基本となる無料の投資情報サービス「マーケット情報」を大改訂
~ トムソン・ロイターの海外マーケット情報やコンセンサスレーティング等を大幅に拡充し使い勝手も改善。株価配信も二重化 ~

auカブコム証券(旧カブドットコム証券)株式会社では、2009年2月12日(木)から、ネット取引の基本となる無料の投資情報サービス「マーケット情報」を大改訂します。

これにより、株価情報等の配信は、従来から提供しているQUICK社のサービスに、トムソン・ロイター社のサービスを加えたネット証券でも数少ない二本立てとなり、万一の情報ベンダーの障害時にもお客さまへの影響を抑える二重化体制となります。

また今後も、マルチチャネルに対応した携帯端末対応コンテンツ(為替情報など)、株価自動更新コンテンツ、自動売買システムトレードなど、個人投資家の投資成績向上につながるコンテンツを続々提供していく予定です。

● 新しい「マーケット情報」の概要
新しい「マーケット情報」は、世界最大の金融情報サービス会社のトムソン・ロイター社、会社四季報の東洋経済新報社、auカブコム証券(旧カブドットコム証券)のオリジナルコンテンツをマッシュアップ*して、徹底的に「個人投資家がどのように投資情報を活用するのか」投資家目線にこだわり導線を考え抜いて作り上げた個人投資家のための投資情報サービスです。

また、各個別銘柄の詳細情報画面も一新。注文状況は取引所とkabu.comPTSの複数気配を表示、企業業績はトムソン・ロイター社のコンセンサスレーティングと企業スコアを新規採用し会社四季報の情報と合わせてグラフィカルで見やすくなりました。

さらに、ニュースはお客さまのご要望も多かった海外や外国為替に強いトムソン・ロイター社のニュースを増強し、国内株式に特化した株式新聞ニュースと共に、国内外の幅広いニュースを網羅した内容となりました。

auカブコム証券(旧カブドットコム証券)は、もっとも多くのお客さまが活用されるネット取引の基本となる無料の投資情報サービスだからこそ、現状に甘んじることなく大改訂し、「お客さまの投資成績」に貢献したいと考えております。もちろん、今回の改訂以降もお客さまのご要望を踏まえて、引き続きバージョンアップして参ります。

* マッシュアップ:WEB上に提供されている情報やサービスなどを組み合わせて、新しいソフトウェアやサービス、データベースなどを作ること。Web 2.0の構成要素として注目されている。

<「マーケット情報」トップ>
マーケット情報の代表的なコンテンツやよく使われるコンテンツへのリンクをコンパクトにまとめたポータルページ。 左側が「国内マーケット」情報で、株価指数・ニュース・ランキングなどの情報が並びます。

右側が「海外マーケット」情報で、株価指数・ニュース・外国為替・国内外で本日発表される経済指標、などの情報が並びます。

<カテゴリー>
「マーケット情報」は、「国内マーケット」「海外マーケット」「外国為替・金利」「ニュース」の4つのカテゴリーに分かれています。各カテゴリーのタブをクリックすると、カテゴリー毎のトップ画面が表示され、「マーケット情報」トップと同じくポータルページとなっています。

タブの下に各カテゴリー毎のジャンルが表示され、関連情報に進む事ができます。ジャンルによっては、さらにその下にサブメニューが表示されます。

<経済指標>
国内・海外の経済指標は、本日発表、今後の発表予定、発表済みとスケジュール毎に分類。各指標には、前回の数値、調査予想された数値、発表数値が明示されているので、今後発表予定のものについては前回の数値と調査予想を見比べての見通しが立てられますし、実際の発表された数値と調査予想との差異でサプライズの有無も理解しやすくなります。

また、各指標の5年分のデータがグラフ化されて表示されますので、トレンドの変化も一目瞭然です。

<業種別騰落率>
業種別騰落率は3列表示になっていて、一番左は、東証33業種の業種別指数の騰落率ランキングです。真ん中は、業種騰落率ランキングで選択した業種と日経平均株価の比較チャート、またその業種に属する個別銘柄を時価総額順に現在値と前日比を表示、その業種の中で、どの銘柄が堅調で、どの銘柄が出遅れているのかが一目で分かります。

その下には、その業種の関連ニュースがあるので、なぜその業種が買われているのか、売られているのかも分かります。
一番右は、真ん中で選択した業種の時価総額1位銘柄のチャートと出来高、4本値、企業関連ニュースが表示されています。真ん中の列の銘柄一覧で、銘柄を選択しても、右列にその個別銘柄を表示。まさに、森を見て、その中の木を調べるために、作られた画面です。

<海外マーケット>
海外マーケット情報は今回もっとも拡充した情報の一つです。主要指数、外国為替、金利、ニュース、経済指標などがご覧いただけます。

マーケット急変動時に注目される「VIX(恐怖指数)」や、グラフィカルな経済指標もあり、海外情報は、質、量ともに充実しています。

● 二本立ての情報提供体制

当社の投資情報サービスは、複数の情報ベンダーからの情報を複合的に組み合わせて提供しております。

今回の新しい「マーケット情報」の提供により、株価情報等の配信は、従来から提供しているカブボードフラッシュやkabuマシーンなどのQUICK社のサービスに、トムソン・ロイター社のサービスを加えたネット証券でも数少ない二本立てとなり、万一の情報ベンダーの障害時にもお客さまへの影響を抑える二重化体制となります。

これにより、万一の情報ベンダーの障害に備えて複数のネット証券の口座を開く必要性も小さくなりますが、auカブコム証券(旧カブドットコム証券)では今後もさらに安心してお取引いただけますよう尽力して参ります。

また今後も、マルチチャネルに対応した携帯端末対応コンテンツ(為替情報など)、株価自動更新コンテンツ、自動売買システムトレードなど、個人投資家の投資成績向上につながるコンテンツを続々提供していく予定です。

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▼当サイト管理人 ネット証券マニア兜達也がおすすめする証券会社

私は以下の証券会社の口座を全て開設しています。どこの会社も口座開設費や口座維持費は無料ですし、証券会社にはそれぞれ特徴があるので、用途によって使いわけるのがいいでしょう。

  • 楽天証券・・・オンライン証券業界で株式売買代金が2位の会社です。マーケットスピード2の情報収集能力がすばらしい。楽天証券は有名な個人投資家「ジェイコム20億男BNF氏」のメイン証券会社です。

  • マネックス証券・・・IPOが単純明快な公平抽選ですから、新規公開株申し込み口座として活用すべきです。また米国株取引サービスに強みがあります。

  • auカブコム証券・・・IPOがシステム抽選で全てのユーザーに公平なチャンスがあります。また一般信用取引の売建可能銘柄の数が豊富なので、株主優待銘柄をつなぎ売りに使える証券会社です。

 

※上記の証券会社3社は、資料請求・口座開設費・口座維持費が無料です。

※情報の内容に関しては正確性を期していますが、情報が古くなっている場合がありますので、各証券会社のウェブサイトで確認をお願いいたします。掲載している情報に誤りがあった場合、ご指摘いただけると幸いです。

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