8月30日、日経金融新聞にジェイコム男BNF氏のインタビュー記事が載りました。記事のタイトルはサブプライムショック、未体験の急落に震撼(ザコジン)となっています。以下、日経金融新聞からの抜粋です。
サブプライムショック、未体験の急落に震撼(ザコジン) 2007/08/30, 日経金融新聞, 1ページ
信用力の低い個人向け住宅融資(サブプライムローン)問題に端を発した信用収縮懸念が日本の株式相場を揺さぶっている。十七日に日経平均株価は前日比八七四円安と七年四カ月ぶりの下げ幅を記録、二十九日も米株安を受けて二七四円安と急落した。大量の追い証も発生したといわれるなか、かつて経験したことのないような相場の急変局面で個人投資家はどう動いたのか。その実像に迫った。
~~~中略~~~
同じころ(十七日の午後二時過ぎ)、〇五年のジェイコム株の誤発注事件で二十億円を稼いだKさん(29)の心も揺れていた。商社、鉄鋼、自動車――。朝方から好業績銘柄も割安株も売りたたかれる値動きに違和感を覚え、すぐに保有株を売却。利益を確定して損失を最小限に抑えた。数十億円を一瞬で動かすKさんも、大引け前の「株価崩落」を目の当たりにしてギリギリまで迷った。買いに動くか、静観するか。〇一―〇二年の下げ相場でも見たことがない下落。結局、買い向かわずに大引けを迎えた。
その六時間後、米連邦準備理事会(FRB)は公定歩合引き下げを発表。週明け二十日の日経平均は急反発した。Kさんは「買っていたら利益は五億円。時間と勇気が足りなかった。今年最大のミス」と悔しさをにじませる。
さすがのBNF氏も8月17日の暴落相場では買い向わなかったとのことです。
それにしても、今年最大のミスが実際の損失ではなく「5億円の機会損失」なのですから、BNF氏は本当にミスが少ないのでしょうね。資産が順調に伸びるわけです。
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