6月6日、厚生労働省がコムスンの介護施設の新規開設と更新を認めない決定を発表しました。コムスン(非上場)は訪問介護事業者最大手です。このため、コムスン以外の事業者に需要が発生するのではないか、との見方が広がり介護事業関連銘柄の株価が上昇しました。
介護事業関連株
会社名 | 会社概要 |
ニチイ学館 【東証1部:9792】 | 医療事務受託の最大手。人材教育から派遣まで一貫提供。民間シェア上位の介護事業を急拡大中 |
ジャパンケアサービス 【JASDAQ:7566】 | 在宅介護の老舗。北海道が地盤だが関東、東北にも進出。東京・大田区で有料老人ホームも |
日本ロングライフ【ヘラクレス:4355】 | 介護付き有料老人ホーム・グループホームと在宅介護が2本柱 |
メデカ ジャパン 【JASDAQ:9707】 | 埼玉地盤、全国で多機能型介護サービス施設「そよ風」等運営。 |
メッセージ 【JASDAQ:2400】 | 施設介護事業が主体。岡山地盤。「アミーユ」ブランドで3大都市圏を開拓。 |
ツクイ 【JASDAQ:2398】 | 通所介護など在宅介護が主力。神奈川地盤に43都道府県展開。有料老人ホーム、人材派遣を開拓 |
ケアサービス 【ヘラクレス:2425】 | デイサービス(通所介護)が主力だが訪問介護・入浴も。 |
なお、厚労省によるコムスンの介護事業所の指定取り消し処分については、下記のリンク先の記事をご覧下さい。