ネット証券7社の口座開設数ランキング 2007年7月分

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 0

ネット証券7社の新規口座開設状況(2007年7月分)の順位表を作成しました。

▼ネット証券7社 新規口座開設状況

順位 証券会社名

証券口座純増数
(2007/7)

累計口座数
1↑ SBIイー・トレード証券 16,466 1,467,230
2↑ マネックス証券 9.320 783,348
楽天証券 8.914 713,422
4↓ ジョインベスト証券 8,080 174,467
auカブコム証券(旧カブドットコム証券)

7,643 588,424
松井証券 5,644 689,887
オリックス証券 2,843 157,670
合計 58,910 4,574,448

比較表のデータは、各証券会社の開示情報から取得。比較表の作成者は当サイト管理人。

1位はSBIイー・トレード証券
になっています。前月の2位からランクアップです。6月の増加数が15,984だったので、7月の口座開設純増数は横ばいです。横ばいでも、増加数はネット証券業界の中で圧倒的です。取り扱っている金融商品の多さと、手数料の割には逆指値など注文機能が充実している点が強みです。

2位はマネックス証券です。前月の4位からランクアップです。6月15日から「口座開設で現金3000円がもらえるキャンペーン」を開始した効果がでました。キャンペーンの資料請求の締切は8月15日までとなっています。なお、6月の口座純増数は8.696でした。

3位は楽天証券です。前月と同じ順位です。6月の口座純増数は8.696でした。楽天証券のウェブサイトで、それほど魅力的なキャンペーンを行っているわけでもないので、十分な数字でしょう。

4位はジョインベスト証券です。前月1位からランクダウンです。4月から6月末まで新規口座開設をして5万円入金すると5000円がもらえるキャンペーンを実施してましたが、7月はそのキャンペーンがなくなったので口座開設数が急激に減りました。6月の口座純増数は16,306でした。7月の口座開設数が今のジョインベスト証券の実力といえるでしょう。

5位はauカブコム証券(旧カブドットコム証券)です。前月と同じ順位です。6月の純増数は6,157でしたので、7月は好調だったといえます。株券を担保にできるFXに人気が集まっているようです。

6位は松井証券です。前月と同じ順位です。6月の口座純増数は5,412でした。

7位はオリックス証券です。前月と同じ順位です。6月の純増数は2,520でした。

ネット証券口座開設数を見ての感想

7月は日経平均株価が18,138円から17,289円に下落し、東証マザーズ指数も915から852に下落しました。市場全体が不調だったわりには、口座開設数はそれほど落ちなかった印象です。ただ、8月はいまのところ先月以上に新興市場の調子が悪いので、口座開設数は伸び悩むかもしれません。

マネックスはキャンペーンの効果があったので、口座開設数が増えて当然といえます。やはり、現金プレゼントキャンペーンをやらなくても口座開設数を伸ばしているイートレード証券の地力の強さを感じます。

記事下

▼当サイト管理人 ネット証券マニア兜達也がおすすめする証券会社

私は以下の証券会社の口座を全て開設しています。どこの会社も口座開設費や口座維持費は無料ですし、証券会社にはそれぞれ特徴があるので、用途によって使いわけるのがいいでしょう。

  • 楽天証券・・・オンライン証券業界で株式売買代金が2位の会社です。マーケットスピード2の情報収集能力がすばらしい。楽天証券は有名な個人投資家「ジェイコム20億男BNF氏」のメイン証券会社です。

  • マネックス証券・・・IPOが単純明快な公平抽選ですから、新規公開株申し込み口座として活用すべきです。また米国株取引サービスに強みがあります。

  • auカブコム証券・・・IPOがシステム抽選で全てのユーザーに公平なチャンスがあります。また一般信用取引の売建可能銘柄の数が豊富なので、株主優待銘柄をつなぎ売りに使える証券会社です。

 

※上記の証券会社3社は、資料請求・口座開設費・口座維持費が無料です。

※情報の内容に関しては正確性を期していますが、情報が古くなっている場合がありますので、各証券会社のウェブサイトで確認をお願いいたします。掲載している情報に誤りがあった場合、ご指摘いただけると幸いです。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする