フジサンケイビジネスアイから、東京証券取引所が上場申請企業の審査料を来月から2倍に引き上げるとの記事が配信されています↓
東証、上場審査料2倍に 来月から 1部・2部が400万円
東京証券取引所は、新規上場の承認にあたって、上場申請企業の適格性を事前に調べる「上場審査」の手数料を12月から現行料金の2倍に引き上げる。審査の厳格化に伴う業務コストの増加に対応するもので、東証1部・2部は1992年以来14年ぶり、新興企業向けマザーズ市場は99年の市場開設後初の料金改定となる。
「審査の厳格化に伴う業務コストの増加に対応」とはすばらしいですね。どんどん厳しくしていただきたい。
はっきり言って今年は新規上場の数が多過ぎました。新規上場銘柄が新興市場から資金を吸い上げたことが、新興市場全体の株価を軟調にさせる原因の一つになっています。個人投資家が弱りきっているところに、たいして収益力のない企業まで上場させるものですから、最近はIPOの公募価格割れが増えてきました。
東証だけでなく「大証・ジャスダック・名証セントレックス」も上場審査の厳格化を図ってもらいたいものです。