5月29日、日経平均株価はそれほど下げなかったものの、新興市場の株価が大きく下落しました。
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日経平均 15,915.68 -55.08 (-0.34%)
TOPIX 1,616.17 +2.39 (+0.15%)
JASDAQ指数 104.20 -1.39 (-1.32%)
マザーズ指数 1,450.80 -59.66 (-3.95%)
ヘラクレス指数 2,405.90 -109.08 (-4.34%)
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新興市場は本日の急落でマザーズ指数、ヘラクレス指数はともに2月20日につけた年初来安値を更新しています。ここ最近の下落もあり追証の発生に備えた売りが出ていることに加え、30日からIPOが再開することで初値買いを狙う個人投資家が元気確保のため換金売りを出しているようです。
それにしても、新興市場は1月17日のライブドアショック以降、大きく株価が下がりました。下記のリンク先の新興3市場のチャートをご覧下さい。
ジャスダック指数
東証マザーズ指数
大証ヘラクレス指数
ジャスダック指数の下落、マザーズとヘラクレスの急落っぷりが判るというものです。
こういった大幅な下落相場だと、新興市場をメインに現物の買いだけで勝負しても勝てる可能性は非常に薄くなります。ならば、個人投資家はどうするか? 代案を考えてみました。
1・株を全部売り払い現金化する。
2・買い注文と空売り注文を混ぜる
3・空売りだけで勝負
4・IPOの抽選だけに資金を取っておく
1・・・株を全部売り払って現金化し、底値が来るまでひたすら待ちます。休むも相場というやつですね。ただし、底値を見極めるのは難しい。
2・・・買い注文に100万円使ったとしたら、空売りにも100万円ほど使うやり方です。相場全体の値動きの影響を緩和しつつ、株式投資を楽しむスタンス。
3・・・信用取引の空売りだけで勝負。空売りだけで勝負すると、下降相場のときには勝ちやすくなります。しかし、ここまで市場全体の株価が下がると、売りだけで勝負するのも危険性があります。
4・・・株を全部売り払って、ひたすら新規上場銘柄の抽選に応募しまくります。宝くじ感覚になります。ただ、IPOの抽選に応募することは宝くじと違ってコストがかかりません。抽選参加は無料ですから。
地道に証券会社の口座をたくさん作って、多くの抽選に参加する努力と根気がIPOを当てるのに必要なことです。
イートレード証券はIPOになかなか当たらないようです。コンピューターによる無作為抽選を行っている下記の証券会社の口座は作っておいた方がいいと思います。
マネックス証券
松井証券
auカブコム証券(旧カブドットコム証券)
オリックス証券
あと、IPOの抽選に参加するための資金が不要なジェット証券の口座も作っておいた方がいいと思います。
※新規上場銘柄の上場スケジュールについて知りたい方は、トレーダーズウェブによるIPOスケジュール一覧表が便利です。
あと下落相場でも投資を楽しむ方法としては、オプション取引で「日経平均株価指数オプション」をやったり、先物取引で日経平均先物をやったりすることですかね。
以上、下降相場のときには、現物取引だけだと苦しいですねという話しをお伝えしました。