10月10日、日本市場は暴落となりました。日経平均株価はこれで7日続落です。
以下、本日の主要な株価指数の値動きです。
▼2008年10月10日 株価指数 騰落率
株価指数 | 2008年10月10日終値 | 前日比 | 騰落率 |
日経平均 | 8,276円 | -881 | -9.62% |
TOPIX | 840.86 | -64.25 | -7.10% |
JASDAQ指数 | 40.76 | -1.98 | -4.63% |
マザーズ指数 | 269.41 | -18.72 | -6.50% |
ヘラクレス指数 | 436.88 | -17.72 | -3.90% |
ニューヨーク・ダウがマイナス678ドルと暴落した上に、「中堅生命保険会社の大和(やまと)生命保険破綻」のニュースや「J-REITのニューシティ・レジデンス投資法人破綻」の報道が流れたため、日本市場は総崩れとなりました。
悪いときには、悪いことが重なるもので、本日の12時10分~58分ごろ、SBI証券と楽天証券で板情報が配信されないシステム障害が発生しました。
2社に株価情報を配信しているトムソン・ロイターの障害が原因だったため、クイック社から配信される株価情報を利用しているカブドットコムや松井証券の板情報には障害が出ませんでした。
以下、ITmediaのウェブサイトからの抜粋です。
SBI証券と楽天証券で板情報更新されず、取引に一部影響 ロイターの障害で
SBI証券と楽天証券のWebサイトや取引ツールで10月10日の後場開始前、一部の株式の板情報(気配値)が正しく更新されない不具合が発生し、両社が一部の取引を中止するなど、口座を持っているユーザーの取引に影響が出た。
情報配信元の米Thomson Reutersの障害が原因。午後2時までに楽天証券は全面復旧した。
市場が混乱すると、こういったシステム障害が出てくる可能性が高まります。我々、個人投資家としては、複数の証券口座を持つことでリスクヘッジをはからなければならないでしょう。
最近、波乱の相場展開になっていますから、FXの会社でもシステム障害が出てきても不思議ではありませんね。FX取引をされている方もシステム障害に備えて、財務状況が優良なFX会社を選び、2社以上口座開設をしておいた方が無難かもしれません。