大引け注文 [読み:おおびけちゅうもん]
祐作:先輩、大引け注文ってなんですか?
兜:ふむ、大引け注文とは、取引時間終了時の値段で売買する注文方法だな。
祐作:その注文方法にはメリットがありますか?
兜:取引時間中の株価を見れない人が、「今日中の取引終了間際に株を買いたい(売りたい)」ってときは便利だよ。
大引け注文 [読み:おおびけちゅうもん]
祐作:先輩、大引け注文ってなんですか?
兜:ふむ、大引け注文とは、取引時間終了時の値段で売買する注文方法だな。
祐作:その注文方法にはメリットがありますか?
兜:取引時間中の株価を見れない人が、「今日中の取引終了間際に株を買いたい(売りたい)」ってときは便利だよ。
大引け [読み:おおびけ] [英語名:Closing price, Closing quotation, Last price, Last transaction price]
祐作:先輩、大引けってなんですか?
兜:ふむ、大引けとは、株式市場における後場の最後の取引のことだな。
祐作:なるほど、ということは一日のうちの最後の取引のことですか。
兜:そうだね。「引け」っていうのが場の最後の取引って意味なんだよ。だから前場の最後の取引のことは「前引け」っていう。ちなみに大引けでついた値段を「大引け値」というから覚えておくといいさ。
黄金株 [読み:おうごんかぶ] [英語名:a special class of shares with veto power]
祐作:先輩、黄金株ってなんですか?
兜:ふむ、黄金株とは、合併や取締役の変更など重要な事項について拒否権を持つ特別な株式のことだな。
祐作:拒否権を持つ株式?
兜:例えば、A社がB社に経営統合を申し込んだとする。で、B社がその申込を拒否した。しかし、A社がTOBを実施して50%以上の株を獲得すれば、B社は経営統合せざるを得ない。
祐作:そうですね。会社は株主のものだから、過半数の株をA社が握ったら、B社の経営陣を総入れ替えっていうことも可能ですものね。
兜:こういったケースでは、B社は黄金株を友好的な第三者に発行して、いざという場合は拒否権を発動してもらうえばいいということになる。黄金株があれば株式シェアに関わらず、拒否権が発動できる決まりになっているから、シェア50%以上の大株主の提案に関わらず拒否することができるんだよ。
祐作:なるほど。ということはこの黄金株を発行している企業は黄金株を含めて100%の株式が敵対的買収側に渡らなければ、実質敵対的企業の支配は不可能になるってことですね。
兜:そうだな。だからたとえばB社が黄金株を発行しているとすると、いくらA社がTOBで過半数の株式を獲得しても、B社の経営陣が経営統合に反対であれば、黄金株を持っている友好取引先に協力を依頼して経営統合に拒否権を発動し阻止できるってわけだ。
■逆指値(ぎゃくさしね)の解説
逆指値とは通常の指値注文とは逆で、指定した価格より株価が高くなったら「買い」、安くなったら「売る」という発注方法のことです。
逆指値を使うと「A株が10万円を下回ったら成行売り」といった注文を出すことができます。株価が変動して、10万円を下回ると自動的に成行売りの発注が出され、それ以上損失を拡大するリスクを抑えられます。これが逆指値の代表的な使用例です。
いわゆるストップロスオーダーという手法ですね。ロス(損失)をストップさせるための注文方法です。取引時間中の株価を見ることができない方には重宝します。
・参考リンク 逆指値とは / マネックス証券ウェブサイト
▼逆指値が使える証券会社の一覧は、こちらのリンク先のページで見ることができます。
エンジェル税制 [読み:えんじぇるぜいせい] [英語名:Tax system for angel]
祐作:先輩、エンジェル税制ってなんですか?
兜:ふむ、エンジェル税制というと、ベンチャー企業の株式を所有するエンジェル(投資家)に対しての優遇税制のことだな。
祐作:どんな税制ですか?
兜:1997年の税制改正において創設されたんだ。そこでは、株式購入時、売却して利益を得た時、損失を受けた時など、さまざまな面で税の優遇措置が設定された。
さらに、2003年にはエンジェル税制は改正されて、「投資家が、ベンチャー企業の株式を取得した場合、同じ年に他の株の売買益がある場合には、ベンチャー企業株の取得金額をその売却益から控除できる」などの制度がつくられているよ。
エンジェル [読み:えんじぇる] [英語名:Angel]
祐作:先輩、エンジェルってなんですか?
兜:ふむ、株式投資の世界でエンジェルというと、創業から間もないベンチャー企業に対して、資金を提供する個人投資家のことだな。
祐作:はあ、なるほど。ベンチャー企業から見て、天使様ってことですか。
兜:そういうことだな。ベンチャー企業は経営基盤が弱く銀行などからの資金調達は難しいから、資金を投資してくれる個人投資家は天使みたいなものだよな。
まあ、エンジェルが天使みたいに無垢かというとそんなわけはなく、エンジェルは資金提供先のベンチャー企業の株式を取得してキャピタルゲインを狙うわけだ。
また、エンジェルの多くは起業家で、資金を提供すると同時にベンチャー経営者のサポート(経営コンサルティングなど)も積極的に行なうケースが多い。
▼無料使用条件
1.新規に利用申請した際の当初の3カ月
2.日本株式(信用取引、上場投信などを含む)、米国株式、先物・オプション取引、カバードワラントのいずれかの取引において、過去3カ月で1回以上の約定実績(信用取引の現引、現渡による取引や、新規公開株式などの買付けを除く)
3.先物建玉残高1枚以上
4.オプション建玉残高3枚以上
5.先物・オプション証拠金残高30万円以上
または
6. 資産残高500万円以上(前営業日の資産残高)
※条件判定基準にご注意ください。
上記の1〜6のいずれか一つを満たすことが条件
エマージング市場 [読み: えまーじんぐしじょう] [別名:新興成長国市場] [英語名:Emerging markets]
祐作:先輩、エマージング市場ってなんですか?
兜:ふむ、エマージング市場というと新興成長国市場のことだな。
祐作:どんな国がありますか?
兜:一般に、中南米、東南アジア、中国、インド、東欧、ロシアなどがエマージング市場とされているね。ハイリスクハイリターンな市場だ。成長率は高い反面、政権交代や急激なインフレ、通貨暴落などのリスクがあるよ。
ちなみに英語のEmergingは「新たに出てきた」という意味だ。
エントリー [読み:えんとりー] [英語名:Entry] [反意語:Exit]
祐作:先輩、エントリーってなんですか?
兜:ふむ、株式投資の世界でエントリーというと、狙いをつけた銘柄の取引に参加することだな。買いから入ることもあるし、信用取引を利用して売りから入ることもある。
祐作:ああ、いわゆる「仕掛け」というやつですね。
兜:そういうことだな。デイトレードなど短期売買でよく使われる。ちなみにエントリーの対義語は「エグジット(Exit)」という。手仕舞いのことだな。
Exit [読み: エグジット、イグジット] [英語名:Exit]
祐作:先輩、Exitってなんですか?
兜:ふむ、株式投資の世界でExitというと「手仕舞いのこと」だな。
祐作:手仕舞いですか。
兜:買いから入った場合は売り、売りから入った場合は買いで、投資した銘柄の取引を終了するってことだ。短期売買の世界でよく使われる用語だね。
エクイティ・ファイナンス [読み: えくいてぃ・ふぁいなんす] [英語名:Equity finance]
祐作:先輩、エクイティファイナンスってなんですか?
兜:ふむ、エクイティファイナンスとは企業が新株を発行して資金を調達することだな。
祐作:もうちょっと詳しく教えてもらえますか?
兜:エクイティファイナンスには、下記のようなものあるぞ。
祐作:はあ、いろんな種類があるんですね。エクイティファイナンスにはどんな特徴がありますか?
兜:エクイティファイナンスを行う企業の側からみると、原則として返済期限の定めない資金調達になるから、財務体質を強固にできるね。
一方で、投資家から見ると、調達した資金が中期的な利益の拡大に貢献する投資にまわされない場合、一株当たりの株式価値が薄まることになるんだ。だから、通常、エクイティファイナンスを実施する場合は、既存株主に対する合理的な説明が必要になる。
ちなみに、銀行借入・普通社債などのように他人資本が増加し、返済期限の定められた資金調達のことをデットファイナンスというから覚えておくといいさ。
エクイティ [読み: えくいてぃ] [英語名:Equity]
祐作:先輩、エクイティってなんですか?
兜:ふむ、エクイティとは「株主持ち分」=「株主資本」のことだ。
祐作:株主資本ですか。ということは、バランスシートの資産から負債を差し引いて残った資本部分のことですね。
兜:うん、そういうことだな。
営業利益 [読み: えいぎょうりえき] [英語名:Income from operation]
祐作:先輩、営業利益ってなんですか?
兜:ふむ、営業利益とは、企業が本来の営業活動で得た利益のことだな。
祐作:もうちょっと詳しく教えてもらえますか。
兜:損益計算書上において、売上から、販売管理費や原材料費、仕入れコストなどの本業に関わるコストを差し引いて計算したものが営業利益だ。
ちなみに計算後、利益ではなく損失となった場合は、営業損失というから覚えておくといいよ。
新高値 [読み:しんたかね] [英語名:All-time high, New high]
祐作:先輩、新高値ってなんですか?
兜:ふむ、新高値とは、株価が以前の株価の高値を抜いた状態のことだな。新高値には比較する期間によって3種類がある。市場に上場した時以来の高値を上場来高値、その年の高値を年初来高値、昨年以降の高値を昨年来高値と呼ぶんだ。
祐作:いろいろありますね。
兜:そうだな。ちなみに、単に「新高値」と株系サイトに記載があった場合は、年初来高値か昨年来高値のことを指すことが多い。なお、年初来高値を1〜3月の間に使用することは少ない(期間が短すぎるため)。1〜3月の間は昨年来高値を使用することが多いな。
祐作:年初来高値の期間は、その年の1〜12月の間と考えていいんでしょうか?
兜:そうとも断定できないんだよなあ。株系サイトによって期間の取り方が違うんだよ。1月1日〜12月31日と設定しているところもあれば、4月1日〜翌年の3月31日までに設定しているところもある。どちらの期間で設定して「新高値」と言っているのかは文脈と株価チャートから判断するしかないね。
ちなみに新高値の反対の意味の言葉は「新安値」というから覚えておくといいさ。
営業キャッシュフロー [読み: えいぎょうきゃっしゅふろー] [英語名:cash flow from operating activities]
祐作:先輩、営業キャッシュフローってなんですか?
兜:ふむ、営業キャッシュフローとは、会社の営業活動によるキャッシュの「出」と「入り」のことだな。
祐作:現金の出入りですか。
兜:そう。キャッシュフローとはお金の流れから見た現金収支のことだ。営業キャッシュフローは、企業の本来の営業活動により得た現金の収支のことなんだ。
祐作:本来の営業活動といいますと?
兜:本来の営業活動とは、モノを仕入れたりつくったりして、それを売ること。またサービスを提供してお金をもらうことだな。
もし営業キャッシュフローが赤字だとすれば、営業活動がうまくいっていないという根本的な問題なので、経営状態は厳しいということになる。
ちなみに、会社四季報では営業キャッシュフローのことを「営業CF」と表記しているから覚えておくといいさ。
上値 [読み: うわね] [英語名:Higher quotation]
祐作:先輩、上値ってなんですか?
兜:ふむ、上値とは「現在の株価以上の値段のこと」だな。「うわね」と読むから注意してくれ。
祐作:「うえね」じゃないんですね。
兜:そうだ。で、上値だけど、この言葉は相場のさまざまな状況下で用いられるんだ。まず、株価が今より上の水準ではなかなか上昇することができないとき、「上値にしこりがある」などと言うことがある。また、勢いよく上昇する状態では「上値を追う」「上値追い」などとも言い、逆にそこが上昇の限界と判断されれば「上値は重たい」などとも使われる。
株式ニュースを読む上で「上値」は覚えておいた方がいい用語だね。
受け渡し [読み: うけわたし] [英語名:Delivery, Settlement]
祐作:先輩、受け渡しってなんですか?
兜:ふむ、受渡しとは「株式や債券の取引の成立に伴って、一定の期日以内に株の買い手は買い付け代金を、売り手は株券を株券をそれぞれ差し出して決済すること」だな。
祐作:ああ、いわゆる「決済」ですか。
兜:そうだな。株式の場合、受渡しは、約定後、約定日を入れて4営業日後に行われるんだ。株式を購入しても、受渡しが終わらないうちは、株主としての権利が発生しないということを覚えておいてくれ。
受渡しは、約定後、約定日を入れて4営業日後に行われるから、配当の権利日がよくわからなくなったり、差金決済の問題が出てきたりするんだな。
IR [読み: アイアール] [英語名:Investors Relations インベスターズ・リレーションズ]
祐作:先輩、IRってなんですか?
兜:ふむ、IRとは投資家向け広報活動のことだな。企業が株主や投資家に対し、投資判断に必要な企業情報を、適時、公平、継続して提供する活動のことだ。
祐作:ディスクロージャー(情報公開)のことですかね?
兜:投資判断に必要な情報といえば、開示が義務づけられている有価証券報告書など、制度的開示(ディスクロージャー)があげられるけど、IRは制度的開示にとどまらず、企業が自主的に行なう情報提供活動を指すな。微妙にニュアンスが違うね。
インフレ目標 [読み: いんふれもくひょう] [英語名:Inflation targeting インフレーション・ターゲッティング]
祐作:先輩、インフレ目標政策ってなんですか?
兜:ふむ、インフレ目標政策というと「中央銀行が物価上昇率をある一定の範囲におさめることを宣言しかかわっていくこと」だな。インフレターゲットともいうね。
祐作:3、4年前、日本国内でもインフレ目標の導入が議論されていましたが、なんででしょうか?
兜:中央銀行(日銀)が期待インフレ率に対して一定の目処をもって金融政策を運営することにより、市場の過剰なインフレ期待をかえって抑制し、緩やかなインフレ期待によりデフレ経済を克服できるのではないか、との考え方が大元にあるね。
祐作:そうか。2003年ごろまで日本はデフレスパイラルに苦しんでいましたものね。
兜:日本では、デフレ対策として導入が議論されていたんだよな。海外では、高いインフレ率を低く抑える目的で導入されるところが多いんだけどね。インフレ率を抑えた実績がある国は、カナダ、イギリス、ニュージーランドなどだな。
インデックス運用 [読み: いんでっくすうんよう] [英語名:Indexing]
祐作:先輩、インデックス運用ってなんですか?
兜:ふむ、インデックス運用とは「日経平均株価やTOPIXなどの指標(インデックス)の動きに連動する運用成果を目標とする運用戦略のこと」だな。
祐作:運用戦略ですか。
兜:インデックスとは株価指数のことで、日本の日経平均株価、ニューヨーク市場のダウなど、マーケットの動向を表す指標のことを言う。機関投資家が、こうした指標と連動するように資金を運用することをインデックス運用というんだ。「インデックス運用」戦略に基づいて作ったファンドを、インデックスファンドと呼ぶから覚えておくといいさ。
祐作:その戦略のメリットってありますか?
兜:インデックスファンドのメリットは、アクティブファンドのような個別企業の調査・分析を行わないので運用コストが低く抑えられることだ。運用成績についてはインデックスと同じ値動きを目指すので、運用のうまい下手はあまり関係ない。
祐作:ファンドマネージャーの腕の見せどころは余りないみたいですね。
兜:まあ、ファンドマネージャーが頑張って「この銘柄はいい!」と思って集めて作ったアクティブファンドでもけっこうインデックスファンドには勝てなかったりするもんだよ。
インデックス [読み: いんでっくす] [英語名:Index]
祐作:先輩、インデックスってなんですか?
兜:ふむ、株の世界でインデックスというと「日経平均株価やTOPIXなどのように市場の動向を表す指標のこと」だな。株価指数と呼ぶこともあるよ。
祐作:指標ですか。ある種の目安ってことですかね。
兜:そうだな。世界中のマーケットに目安として使われるインデックスがあるんだ。アメリカの「ニューヨーク・ダウ」や「ナスダック総合指数」なんかが有名だね。
日本のインデックス
日経225
TOPIX
ジャスダック株価指数
日経株価指数300
日経ジャスダック平均
J-Stock Index
S&P/TOPIX 150株価指数
米国のインデックス
ダウ平均
S&P500
ナスダック総合指数
CRB Index(CRB指数)
Russell1000指数
ヨーロッパのインデックス
FT-Stock Exchage 100 Index(FT100指数)
Deutsche Aktien Index(DAX指数)
CAC40指数
アジア及びアジア太平洋地域のインデックス
香港ハンセン指数
ハンセン中国レッドチップス指数
NOMURA-AP200
グローバルインデックス
FTSE All-World Index(FTSE 全世界指数)
MSCIワールド・インデックス
ソロモン・スミス・バーニー世界国債インデックス
JPモルガン国債インデックス
JPモルガン国債インデックス・プラス
HFRX指数
インアウト [読み: いんあうと] [英語名:In-out]
祐作:先輩、インアウトってなんですか?
兜:ふむ、インアウトとは、日本でいえば「日本企業による海外企業の買収」のことだな。
祐作:もう少し、詳しく教えてもらえませんか。
兜:「イン」が国内という意味で、「アウト」が海外という意味なんだ。だから日本でいえば、日本国内の企業による海外企業の買収ということになる。
アメリカでいえば、「アメリカ国内の企業による海外企業の買収」ということになるな。
一般口座 [読み: いっぱんこうざ]
祐作:先輩、一般口座ってなんですか?
兜:ふむ、一般口座とは、証券会社に作る口座の内「投資家が自分で税計算を行い確定申告をしなければならない旧来からある口座のこと」だな。
祐作:ということは、一般口座ではない口座もあるわけですね?
兜:そうだよ。投資家に代わって証券会社が、譲渡益課税の確定申告を容易にしたり、源泉徴収をしなくてすむようにしてくれる特定口座がある。
祐作:一般口座と特定口座の違いをもう少し詳しく説明してもらえますか?
兜:そうだな、まず、特定口座には「源泉徴収なし」と「源泉徴収あり」の2種類があることを覚えておいてくれ。
特定口座(源泉徴収なし)では確定申告の書類作成が簡単になる。証券会社が取引の損益を計算して送付してくれるからね。ただ、源泉徴収なしだと年間の利益が20万円を越えると確定申告しないといけない。
特定口座(源泉徴収あり)では申告・納税の一切を証券会社が行い、投資家の手間は省略される。確定申告をしなくてもいいから、一番楽だ。
一般口座では、こうした簡略化・省略は一切なく、原則どおりに書類作成と確定申告が義務付けられているぞ。
祐作:話しを聞いていると、特定口座(源泉徴収あり)が一番楽で圧倒的にメリットが大きいように感じるんですが?
兜:いや、どの口座も一長一短なんだ。特定口座(源泉徴収あり)は確かに事務処理は一番楽になる。でも、儲けが出るたびに税金分が証券会社に天引きされるんだ。例えば100万円利益が出たとしても、10万円が税金として自動的に天引きされるから、再投資に回せるのは90万円になる。
祐作:なるほど、一般口座や特定口座(源泉徴収なし)では、確定申告のときにいっきに引かれる税金が、(源泉徴収あり)ではちびちび引かれていくんですね。
兜:そういうこと。あと、一般口座や特定口座(源泉徴収なし)なら年間の譲渡益が20万円を超えていなければ確定申告しなくていいぞ。
祐作:え、そうなんですか。
兜:だから、「自分は一年の間に20万円以上利益を出す。めんどくさい手続きも嫌だ」という人は、特定口座(源泉徴収あり)でいいと思う。逆に利益が20万円未満しか出そうにないと特定口座(源泉徴収なし)でいいじゃないかな。
インカムゲイン [読み: いんかむげいん] [英語名:Income gain]
祐作:先輩、インカムゲインってなんですか?
兜:ふむ、インカムゲインね。株式投資の場合は、「現金配当」のことを指すな。
祐作:株式投資以外だとどうですか?
兜:預貯金などの場合は受取利子(利息収入)、投資信託などの場合は収益分配金、不動産の場合は賃料収入などを指すぞ。元本に対する1年間のインカムゲインの割合をパーセンテージで表したものが「利回り」と呼ばれ、収益性の指標とされているな。
祐作:なるほど。
兜:近年、預貯金の利子によるインカムゲインの利回りがあまりに低いため、株式の配当によるインカムゲインに目をつけた個人投資家も増えてきているね。
インサイダー取引 [読み: いんさいだーとりひき] [英語名:Insider trading]
祐作:先輩、インサイダー取引ってなんですか?
兜:ふむ、インサイダー取引とは「相場に影響を与えるような、公開されていない内部情報を入手した立場にある人間が株式取引を行うこと」だな。Insiderという英語は、「内部の人」という意味だ。
祐作:インサイダー取引を行うとどうなりますか?
兜:証券取引法第166条にもとづき処罰されるぞ。この法律によると「上場会社等の業務等に関する重要事実を知った場合は、その重要事実が公表された後でなければ、当該上場会社等の特定有価証券等の売買その他の有償の譲渡または譲受をしてはならない」んだ。会社関係以外の人でも内部情報によって取引を行った場合には処罰される。
ギャップダウン [読み:ぎゃっぷだうん]
祐作:先輩、ギャップダウンってなんですか?
兜:ふむ、ギャップダウン(Gap Down)とは、前日の終値より当日の始値が安値で寄り付くことだな。チャートでいうとこんな感じ↓
■
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■■
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←窓(ギャップ)
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■□
ギャップダウンは、「GD」「下に窓をあける」「下放れる」ともいうね。
祐作:ギャップダウンは、どんなときに発生するんでしょうか?
兜:ギャップダウンが起こる要因は様々だけど、悪材料が出て人気が急落した銘柄や、株価の下落を読んだ投資家の成行売などにより発生するね。
祐作:なるほど。
兜:あと、日本の市場はアメリカ市場と連動することが多くて、ギャップダウンの要因の一つとなっている。アメリカ市場の取引時間は日本時間の夜から早朝にかけてだから、前日のニューヨークダウが大幅に下落すると、日本市場でギャップダウンする銘柄が出てくることがあるよ。
ちなみに、前日の終値より当日の始値が高値で寄り付くことを「ギャップアップ(Gap Up)」「GU」「上に窓を開ける」「上放れる」などと言うから覚えておくといいさ。
ギャップアップ [読み:ぎゃっぷあっぷ]
祐作:先輩、ギャップアップってなんですか?
兜:ふむ、ギャップアップ(Gap Up)とは、前日の終値より当日の始値が高値で寄り付くことだな。チャートでいうとこんな感じ↓
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←窓(ギャップ)
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□
□
ギャップアップは、「GU」「上に窓をあける」「上放れる」ともいうね。
祐作:ギャップアップは、どんなときに発生するんでしょうか?
兜:ギャップアップが起こる要因は様々だけど、好材料が出て人気が集中した銘柄や、株価の上昇を読んだ投資家の成行買い、空売りしていた投資家の買い戻しなどにより発生するね。
祐作:なるほど。
兜:あと、日本の市場はアメリカ市場と連動することが多くて、ギャップアップの要因の一つとなっている。アメリカ市場の取引時間は日本時間の夜から早朝にかけてだから、前日のニューヨークダウが大幅に上昇すると、日本市場でギャップアップする銘柄が出てくることがあるよ。
ちなみに、前日の終値より当日の始値が安値で寄り付くことを「ギャップダウン(Gap Down)」「GD」「下に窓を開ける」「下放れる」などと言うから覚えておくといいさ。
売買一任勘定 [読み: ばいばいいちにんかんじょう]
祐作:先輩、売買一任勘定ってなんですか?
兜:ふむ、売買一任勘定とは、「顧客が投資顧問会社などに、有価証券売買の判断・権限などを一任して行う売買取引のこと」だな。任かせ玉(まかせだま)ともいうよ。
祐作:え、そんなことが可能なんですか?
兜:規制があるけど例外的にはできる。規制ができる前、1990年代にこの取引一任勘定のせいで証券会社と顧客間のトラブルが続出したんだ。そりゃ、そうだ、資金を預けた証券会社が投資に失敗して顧客が損をしたら、顧客は証券会社にクレームをつけるよな。トラブルが多いんで、旧大蔵省が原則一任勘定を禁止にしたんだ。
祐作:そうだったんですか。
兜:ただし、(1)投資家の保護を欠く、(2)取引の公正を害す、(3)証券業の信用を失墜させる――おそれがない場合は、例外取引行為として容認されているよ。投資顧問会社が売買一任取引の免許を取得するためには、その会社の資産内容や人的構成などが細かく調査され、一任を受けるにふさわしいと思われる業者のみが、その免許を取得することができるんだ。
下に窓をあける [読み:したにまどをあける]
祐作:先輩、「下に窓をあける」ってなんですか?
兜:ふむ、「下に窓をあける」とは、前日の終値より当日の始値が安値で寄り付くことだな。チャートでいうとこんな感じ↓
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←窓(ギャップ)
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「下に窓をあける」ことを、他に「ギャップダウン(Gap Down)」「GD」「下放れる」ともいうね。
祐作:どんなときに発生するんでしょうか?
兜:下に窓があく要因は様々だけど、悪材料が出て人気が急落した銘柄や、株価の下落を読んだ投資家の成行売などにより発生するね。
祐作:なるほど。
兜:あと、日本の市場はアメリカ市場と連動することが多くて、下に窓があく要因の一つとなっている。アメリカ市場の取引時間は日本時間の夜から早朝にかけてだから、前日のニューヨークダウが大幅に下落すると、日本市場で下に窓があく銘柄が出てくることがあるよ。
ちなみに、前日の終値より当日の始値が高値で寄り付くことを「ギャップアップ(Gap Up)」「GU」「上に窓を開ける」「上放れる」などと言うから覚えておくといいさ。
上に窓をあける [読み:うえにまどをあける
祐作:先輩、「上に窓をあける」ってなんですか?
兜:ふむ、上に窓をあけるとは、前日の終値より当日の始値が高値で寄り付くことだな。チャートでいうとこんな感じ↓
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←窓(ギャップ)
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上に窓をあけることを、「ギャップアップ」「上離れる」ともいうね。
祐作:どんなときに発生するんでしょうか?
兜:上に窓があく要因は様々だけど、好材料が出て人気が集中した銘柄や、株価の上昇を読んだ投資家の成行買い、空売りしていた投資家の買い戻しなどにより発生するね。
祐作:なるほど。
兜:あと、日本の市場はアメリカ市場と連動することが多くて、上に窓があく要因の一つとなっている。アメリカ市場の取引時間は日本時間の夜から早朝にかけてだから、前日のニューヨークダウが大幅に上昇すると、日本市場で上に窓があく銘柄が出てくることがあるよ。
ちなみに、前日の終値より当日の始値が安値で寄り付くことを「下に窓を開ける」「ギャップダウン(Gap Down)」「GD」「下離れる」などと言うから覚えておくといいさ。
▼コメントについての注意点のご案内
※宣伝コメントが多くなってきたので、コメントは承認制にしました。私が承認したもののみ表示されます。
※宣伝コメントを避けるために「禁止ワード」を設定しております(例:無料動画)。
※コメントをしたのに何日たっても表示されない場合、禁止ワードにひっかかった可能性があります。
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