2007年12月27日

OHT株問題、株価操縦容疑で椿康雄弁護士に逮捕状

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電気検査装置メーカーOHT(オー・エイチ・ティー)株の信用取引を巡り、顧客の代金未払いで証券会社に128億円もの損失が出た問題ですが、読売新聞から続報が出ました。

さいたま地検が椿康雄弁護士について証券取引法違反(相場操縦)の疑いで逮捕状を取ったとのことです。以下、読売新聞のウェブサイトからの抜粋です。

OHT株で株価操作の弁護士、さいたま地検が逮捕状

 東証マザーズ上場の電気検査装置メーカー「オー・エイチ・ティー」(OHT、広島県福山市)株を巡る株価操作事件で、さいたま地検が第1東京弁護士会所属の弁護士椿康雄容疑者(53)について証券取引法違反(相場操縦)の疑いで逮捕状を取ったことがわかった。

〜〜〜中略〜〜〜

 椿容疑者はOHT社幹部と親しく、OHTが05年6月に実施した21億円の第三者割当増資の引受先となったシンガポールのファンドを探してくるなど、増資に深く関与。増資で大量に発行された株の一部を入手し、売り抜けて利益を得るため、株価操作に及んだとみられる。

 椿容疑者は知人十数人の名義や法人名義を使ってOHT株の取引を続け、今年5月中旬に株価が暴落した直後、国外に出国した。

椿氏はOHT株の株価操縦において、最終的に「鉄砲」という手法を使い証券会社に被害を与えた模様です。鉄砲とは、買い注文を出して売買を成立させておきながら、株券や代金を証券会社に払わないという不正な取引のことです。

この不正取引は、大量の買い注文を出して株価を吊り上げておきながら、一方の口座で以前から仕入れていた株を売却して儲ける手法です。買い注文を出しておきながら、代金の入金をしないで逃げます。そうすると、売り注文で決済した資金が手元にまるまる残るというわけです。

「鉄砲」とは、このように買い注文をするだけして決済しない行為を、発射したら戻ってこない鉄砲の弾に例えた業界用語なのです。

「鉄砲」の具体例についてさらに詳しく知りたい方は、下記リンク先をクリックしてみて下さい。

【ミニ情報】有名弁護士が関与したOHT株「鉄砲事件」(3)

ページの下部にある東京アウトローズの宝田豊氏のコメントが、鉄砲詐欺の解説記事として秀逸です。

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posted by 兜達也(かぶと たつや) at 23:27 | Comment(0) | OHT株、株価操縦事件
2007年11月30日

OHT株の株価操縦事件、やはり椿康雄 弁護士が関与か?

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電気検査装置メーカーOHT(オー・エイチ・ティー)株の信用取引を巡り、顧客の代金未払いで証券会社に128億円もの損失が出た問題ですが、読売新聞から続報が出ました。

証券取引等監視委員会が、海外に逃亡中の椿康雄弁護士がOHT株の株価操縦に関与したと断定したということです。以下、読売新聞のウェブサイトからの抜粋です。

OHT株事件、証券監視委が逃亡弁護士の関与断定

東証マザーズ上場の電気検査装置メーカー「オー・エイチ・ティー」(OHT、広島県福山市)株の信用取引を巡って証券会社に100億円を超える損失が出ている問題で、証券取引等監視委員会はOHT株の株価操作に椿康雄弁護士(53)が関与したと断定した。

 監視委は29日、椿弁護士と協力したとして、別の株価操作事件で公判中の無職中前祐輔(54)(東京都港区)と同関沢賢治(44)(埼玉県越谷市)の両被告を証券取引法違反(相場操縦)の疑いでさいたま地検に告発。椿弁護士は海外に逃亡しており、帰国次第、事情聴取に踏み切り告発する。

中前祐輔氏と関沢賢治氏は逮捕されましたが、肝心の椿康雄弁護士はタイに出国した後、行方がわからなくなっているようです。

なお、OHT株による各証券会社の損失額について興味がある方は、下記リンク先の記事をみて下さい。

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posted by 兜達也(かぶと たつや) at 20:27 | Comment(0) | OHT株、株価操縦事件
2007年09月14日

OHT株暴落による全証券会社の損失金額は130億円?

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電気検査装置メーカーOHT(オー・エイチ・ティー)株の信用取引を巡り、顧客の代金未払いで証券会社に巨額損失が出ている問題についてですが、本日、東京新聞から続報が出ました。以下、東京新聞のウェブサイトからの抜粋です。↓

OHT株問題 証券数十社、損失130億円 監視委検査『不自然取引見抜けず』

 電気検査装置メーカー「オー・エイチ・ティー」(OHT、広島県福山市)の株価が暴落した問題で、信用取引の代金不払いから証券会社が被った損失は約百三十億円に上ることが十四日、証券取引等監視委員会の調べで分かった。

 監視委は安易に信用取引で多額の取引をさせていた証券会社側の顧客管理に不備があった可能性が高いと判断、同社株取引にかかわった証券会社の検査を始めた。

OHTの株価操縦事件は、以前当サイトでお伝えした読売新聞の報道によると、椿康雄弁護士が他人名義の口座を複数作って行ったようです。

証券取引等監視委員会の調べによると、弁護士は知人の名義などを使って約三十社の証券会社に計約百七十の口座を開設して取引を行っていたとのこと。そこまでは判明しているのですが、行方をくらました弁護士が現在どこにいるのかまではまだ判っていません。

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OHT株、株価操縦事件

posted by 兜達也(かぶと たつや) at 18:20 | Comment(0) | OHT株、株価操縦事件
2007年08月01日

OHT株暴落による証券会社の損失金額の比較表

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2007.8.1 Last Update!

電気検査装置メーカーOHT(オー・エイチ・ティー)株の信用取引を巡り、顧客の代金未払いで証券会社に巨額損失が出ている問題についてですが、今のところ判明している各証券会社の損失額を比較表にまとめてみました↓

▼OHT株による損失金額ランキング 確かな情報源あり

会社名 損失金額 ソース(情報源) 備考
大和証券 10億9000万円 6月24日の読売新聞 大和証券グループ本社の子会社
藍澤證券 10億8000万円 6月8日、藍澤證券が自社のIRページにて発表 ジャスダック上場企業
楽天証券 10億円程度 7月28日の日経新聞 楽天の子会社
イートレード証券 9億700万円 8月1日の日経新聞 ジャスダック上場企業
松井証券 7億6000万円 7月28日の日経新聞 東証一部上場企業
東洋証券 4億9000万円 7月28日の日経新聞 東証一部上場企業
岩井証券 4億2700万円 7月28日の日経新聞 東証一部上場企業
日興コーディアル証券 2億円 7月28日の日経新聞 日興コーディアルグループの子会社
カブドットコム証券 2億円 7月25日の共同通信社の記事 東証一部上場企業
丸三証券 7000万円 6月19日、丸三証券が自社のIRページにて発表 東証一部上場企業
丸八証券 2482万円 6月20日、丸八証券が自社のIRページにて発表 ジャスダック上場企業
マネックス証券 400万円 7月21日のロイター配信の記事 東証一部上場企業
岡三証券 開示基準に触れるような損失は生じていない 8月1日の日経金融新聞 岡三ホールディングスの子会社
野村證券 被害なし 7月28日の日経新聞 野村ホールディングスの子会社

8月1日、日経新聞の記事のおかげで、イートレード証券の損失金額も判明しました。結局、ネット証券大手5社のうち、マネックス証券以外はOHT株の騒動で億単位の損失を出したことになります。最近、オンライン証券会社の株価が不調なのも無理からぬことです。

▼OHT株による損失金額ランキング その2 情報源がスポーツ新聞などで信憑性に乏しい

会社名 損失金額 ソース(情報源) 備考
タイコム証券 15億円? 7月6日のネットIB 非上場
エイチ・エス証券 8000万円?
澤田ホールディングスの子会社
リテラ・クレア証券
未上場
安藤証券
未上場
GMOインターネット証券 6月15日のスポニチ GMOインターネットの子会社

▼参考情報 2007年7月28日の日経新聞から抜粋

OHT株急落、損失、合計55億円、証券16社、信用取引の比率高く。

 東証マザーズ上場のプリント基板検査装置大手オー・エイチ・ティー(OHT)株の急落問題で、日興コーディアル証券や東洋証券などで損失が発生したことが明らかになった。すべての上場証券にみずほ、楽天、SMBCフレンド証券を加えた二十九社中、損失が出たのは十六社で、総額はわかっているだけで約五十五億円にのぼる。各社は損害賠償請求などで投資家からの資金回収を急ぐ方針だ。

  OHT株は五月中旬まで百二十万円程度で推移していたが、その後急落。二十七日の終値は十四万五千円と十分の一近くに下がった。株取引の資金を証券会社が個人投資家に貸し出す信用取引の比率が高かったため、株価の急落で貸した資金を回収できない証券会社が相次いだ。

  大手では、日興が二〇〇七年四―六月期にOHT株にからんで二億円を貸倒引当金として計上。野村証券は被害がなかった。大和証券が十億九千万円の損害を受けたことも明らかになっている。

  インターネット専業証券では松井証券の約七億六千万円、カブドットコム証券が二億円程度、マネックス証券で四百万円の損失が判明した。非上場の楽天証券も十億円程度の損失が出た。このほか東洋証券が四億九千万円、岩井証券が四億二千七百万円の損失を被ったのが目立つ。

▼参考情報2 2007年8月1日の日経新聞からの抜粋

ネット証券5社、減収減益、4―6月、個人売買の低迷響く。

〜〜〜前略〜〜〜

イー・トレードは三十一日、五月中旬に急落したオー・エイチ・ティー(OHT)株に関連して九億七百万円の未回収金が生じていることを明らかにした。一定期間を経て回収できなければ貸倒引当金として計上する。

▼OHT株価操縦事件、続報

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OHT株、株価操縦事件

posted by 兜達也(かぶと たつや) at 17:20 | Comment(0) | OHT株、株価操縦事件
2007年07月25日

カブドットコム証券、OHT株の信用取引に関する未回収金は2億円

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電気検査装置メーカーOHT(オー・エイチ・ティー)株の信用取引を巡り、顧客の代金未払いで証券会社に巨額損失が出ている問題についてですが、共同通信からカブドットコム証券の損失についての情報が配信されています。

以下、7月25日付けの共同通信の記事からの抜粋です。

カブコムは損失2億円 OHT株暴落で

 電気検査装置メーカー「オー・エイチ・ティー」(OHT、福山市)の株価が暴落し、顧客の代金不払いで証券会社に巨額の損失が出ている問題で、インターネット専業大手のカブドットコム証券は二十四日の四半期決算発表で、同社の損失が約二億円に上ることを明らかにした。

 斎藤正勝社長は「各社で共同戦線を張って代金の回収に努めているが、簡単ではない」と話している。

 損失を抱えた証券会社は三十社を超えるとされ「被害総額は百億円に達する可能性がある」と指摘する関係者もいる。これまでに大和証券が約十億円九千万円の損失を発表している。

カブドットコム証券ですが、今のところIRページではOHT株に関するプレスリリースを掲載していません。遅くとも今週中にはプレスリリースを出してもらいたいものです。東証一部上場企業なのですから。

ただ、新聞社の記事のおかげで、上場している証券会社に関しては、OHT株による損失額の概要がかなり判ってきました。あとは非上場企業の損失額が判ればいいのですが・・・。

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OHT株、株価操縦事件

posted by 兜達也(かぶと たつや) at 18:16 | Comment(0) | OHT株、株価操縦事件
2007年07月21日

マネックス証券、OHT株の信用取引に関する未回収金は400万円

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電気検査装置メーカーOHT(オー・エイチ・ティー)株の信用取引を巡り、顧客の代金未払いで証券会社に巨額損失が出ている問題についてですが、ロイターからマネックス証券の損失についての情報が配信されています。

以下、ロイターのウェブサイトからの抜粋です。

マネックス<8698.T>の4―6月期は35%減益、日興CG<8603.T.>との資本関係見直しへ

〜〜〜前略〜〜〜

ネット証券界では、オー・エイチ・ティー(6726.T: 株価, ニュース , レポート)の株価急落にともなう個人投資家の取引の焦げ付きが問題となっているが、マネックスでは「オー・エイチ・ティーの立替金は1件、400万円のみだった」(松本社長)とした。

というわけで、マネックス証券ではOHT株による損失はほとんど発生しなかったことになります。これでOHT株の損失によるマネックス株の株価急落のリスクはなくなりました。

今後マネックスに投資する上でリスクとなるのは、大株主の日興コーディアルグループがマネックス株を市場で売却するかもしれないことですね。

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OHT株、株価操縦事件

posted by 兜達也(かぶと たつや) at 17:32 | Comment(0) | OHT株、株価操縦事件
2007年07月18日

OHT株の株価操縦事件、証券会社の損失は史上最悪100億円

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電気検査装置メーカーOHT(オー・エイチ・ティー)株の信用取引を巡り、顧客の代金未払いで証券会社に巨額損失が出ている問題について、各新聞社から続々と新しい情報が出てきています。まず、一番興味深いのが下記リンク先の東京新聞の記事です。

弁護士事務所など捜索 OHT株 不正つり上げの疑い 2007年7月14日 朝刊

東証マザーズ上場の電気検査装置開発「オー・エイチ・ティー」(OHT、広島県福山市)の株価が急落した問題で、塗料メーカーの株価操縦事件をめぐり証券取引法違反罪で起訴されたシンガポールの投資顧問会社日本支社代表関沢賢治被告(43)が、二〇〇五年にOHT株を大量取得していたことが十三日、分かった。同被告は取得から一年以内に半分以上を売却している。

さいたま地検特別刑事部は同日、六本木ヒルズ(東京都港区)に事務所を構える弁護士(53)が株価の不正なつり上げに関与した疑いがあるとみて、同法違反(相場操縦)の疑いで弁護士の事務所など関係先数カ所を家宅捜索した。関沢被告との関連について調べを進める。

この記事では、 川上塗料 【大証2部:4616】 の株価操縦疑惑で起訴され有名になった関沢賢治氏が椿康雄弁護士と連携していた可能性が指摘されています。

(新聞社によっては関沢賢治氏の漢字は「関澤」で報道されていることもあります。関沢賢治氏=関澤賢治氏です。)

また、中日新聞の記事によると、証券会社の口座の名義を椿弁護士に貸した結果、信用取引の損失を背負うこととなった商店主や会社員らが椿弁護士を訴えたとのことです。

下記リンク先の読売新聞の記事によると、商店主や会社員らが負った債務は1人あたり数億円〜15億円になるとのことで、法廷闘争になるのも当然でしょう。

OHT株信用取引、証券会社の損失は史上最悪100億円 (2007年7月14日14時34分 読売新聞)

OHTの株価操縦事件を受けて、各証券会社では信用取引の契約の際の審査を厳しくするなどの対策に乗り出している模様です。

ネット証券における信用取引は2002年ごろから金利が安く、口座開設の審査が甘い、個人投資家にとっては素晴らしい時代が続いてきました。しかし、日銀のゼロ金利政策が解除され金利も上がってきましたし、口座開設の審査も厳格化されるとなると、信用取引は個人投資家にとって使いづらいものになっていくかもしれません。

ニュースサイト 参考記事

  • OHT株取引「資金源は暴力団筋」失跡弁護士、知人に説明 読売新聞2007年7月18日 new!
  • OHTの新興市場株乱高下 さいたま地検、株価操作を本格捜査へ 中日新聞 2007年7月13日 夕刊
  • 「情報の流布」で初告発 証券取引等監視委 福井新聞 2007年6月28日
  •  大証2部上場の「川上塗料」株の株価操縦事件で、証券取引等監視委員会は28日、ネット上に「来週以降、川上塗料の株価が上がる」などと書き込み、株価操縦情報を流したとして証券取引法違反(情報の流布)の疑いで東京都港区の無職中前祐輔被告(53)=同法違反罪で起訴=をさいたま地検に告発した。

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    5. OHT株の株価操縦事件の犯人はヒルズの弁護士か? 7月4日
    6. OHT株の株価操縦事件、弁護士の裏に黒幕の存在? 7月7日
    posted by 兜達也(かぶと たつや) at 17:27 | Comment(2) | OHT株、株価操縦事件
    2007年07月10日

    OHT株の株価操縦事件、弁護士の裏に黒幕の存在?

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    2007.7.10 Last Update!

    OHT株の株価操縦事件について、データマックス社からニュースが配信されました。興味がある方はクリックしてみて下さい↓

    証券界に「鉄砲」騒ぎ ネット取引に潜む影 (1) 2007/7/5配信

    証券界が戦後最大級といわれる「鉄砲」騒ぎに巻き込まれている。

     15社程度の証券会社に多額の代金未払いが発生し、被害額は推定で200億円にのぼる。本人確認が甘いインターネット取引の「罠」に・・・

    証券界に「鉄砲」騒ぎ ネット取引に潜む影 (2) 2007/7/6配信

    「鉄砲」とは聞きなれないが、昭和30〜40年代の兜町にはよくあった詐欺の手口である。大量の買い注文を出して株価を吊り上げておきながら、一方の口座で以前から仕入れていた株を売却して儲ける手法だ。買い注文を出しておきながら、代金の入金をしないで逃げるため、「鉄砲を撃つ」などと例えられるように・・・

    記事の中では証券会社の関係者が「黒幕の先に、さらに真の黒幕がいる」可能性を指摘しています。弁護士(黒幕)を裏から操っていた人間がいる可能性も否定できないようです。

    なお、(2)の記事では、鉄砲詐欺の被害を受けた会社として、タイコム証券、楽天証券、エイチ・エス証券、リテラ・クレア証券、安藤証券、松井証券、岡三証券などが挙げられています。

    もし被害を受けているのなら、上場企業である松井証券と岡三ホールディングスには情報開示をしてもらいたいものです。

    しかし、こうなってくると、楽天証券の親会社の楽天株や、エイチエス証券の親会社の澤田ホールディングス株には買い注文をいれにくいですね。

    2007年7月7日追記

    夕刊フジや朝日新聞からも、OHT株鉄砲事件関連のニュースが出ていました。興味がある方はクリックしてみて下さい↓

    証券会社巨額損のキーマン、失踪弁護士の正体とは… 夕刊フジ 2007/7/4配信

    OHT株巡り、弁護士が名義借り取引 株価急落し、失跡 朝日新聞 2007/7/7配信

    2007年7月10日追記

    日刊ゲンダイからも、OHT株鉄砲事件関連のニュースが出ていました。興味がある方はクリックしてみて下さい↓

    消えた弁護士は宮崎緑(元NHKキャスター)さんの元夫 ゲンダイネット 2007/7/7配信

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    5. OHT株の株価操縦事件の犯人はヒルズの弁護士か?・・・7月4日
    posted by 兜達也(かぶと たつや) at 18:00 | Comment(0) | OHT株、株価操縦事件
    2007年07月04日

    OHT株の株価操縦事件の犯人はヒルズの弁護士か?

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    電気検査装置メーカーOHT(オー・エイチ・ティー)株 の信用取引を巡り、顧客の代金未払いで証券会社に巨額損失が出ている問題について、読売新聞から続報が出ました。OHT株の株価操縦において弁護士が他人から証券口座の名義を借りていたということで、非常に興味深い内容になっています↓

    OHT株20億損失、弁護士が名義借り取引…暴落後姿消す

     電気検査装置メーカー「オー・エイチ・ティー」(OHT、広島県福山市)株の信用取引を巡り、顧客の代金未払いで証券会社に巨額損失が出ている問題で、都内の弁護士らが知人らの名義を借りて株取引をしていたことが3日、わかった。

     知人らは5月中旬に株価が暴落した後、証券会社から億単位の代金を請求される事態になっているが、弁護士は暴落直後から行方不明になっている。弁護士らが株価をつり上げる目的で借名口座を使った可能性もあり、証券取引法違反(相場操縦)の疑いも浮上している。

    私は当初、OHT株の株価操縦に関して、仕手筋のリーダーは暴力団がらみの人間であろうと推測していました。しかし、読売新聞の記事を読むに、仕手筋のリーダーは弁護士だったようです。

    そして、その弁護士は、過去のOHT社の大量保有報告書と下記の読売新聞の記事を見るに、椿康雄(つばきやすお)氏だと思われます。

     借名口座で取引をしていた疑いがあるのは、東京都港区に事務所を構え、企業買収や国際訴訟を専門としていた弁護士(53)。東京や埼玉の中小企業役員や従業員、大手ゼネコン幹部ら10人前後が、弁護士や周辺からの依頼でOHT株取引用の口座を貸したとみられる。中には、株売買の経験がほとんどない知人もいて、証券会社に「弁護士の取引だ」と説明しているという。

    〜〜〜中略〜〜〜

     複数の関係者によると、弁護士はOHT社が2005年6月に第三者割当増資を実施した際、新株の引受先の選定にかかわり、引受先3社のうち、シンガポールのファンドなど2社の代理人を務めていた。

    〜〜〜中略〜〜〜

     弁護士は、周辺に「株価上昇と経営権確保を狙って株を買い進めている」と話していたという。借名口座で取引を分散させたことで、発行済み株式の5%を超える株を所有した場合に証取法で義務付けられた大量保有報告書の提出を免れたほか、投資家に取引が活発と誤解させ、株価をつり上げた疑いが浮上している。

     OHTの株価は5月中旬に暴落し、2日の終値は20万7000円。弁護士は暴落直後に雇っていた弁護士全員を解雇し、事務所を閉鎖した。事務所関係者は「今は全く連絡がとれない状態だ」と話している。

    椿康雄弁護士が仕手株のリーダーと推測した理由は、下記のようになっています。

    1. 椿康雄氏は1954年3月11日生で今年53歳。
    2. 現在閉鎖されているが、椿康雄氏が代表だった椿総合法律事務所の住所は、東京都港区六本木6丁目10番1号 六本木ヒルズ森タワー 34階
    3. OHT社の大量保有報告書に椿康雄氏の名前が載っている。

    椿弁護士はまだ逮捕されていないので、読売新聞は実名報道することを避けているのでしょう。

    もし、椿弁護士が仕手株のリーダーであったならば、6月17日に日経新聞から配信された下記の記事の内容も納得がいきます。

    OHT株巡り不自然な動き――証券、多額損失も、大和、タイコムなど10億円。
    2007/06/19, 日本経済新聞 朝刊

    〜〜〜前略〜〜〜

    OHT株は二〇〇五年の夏までは十万―二十万円程度で推移していたが、その後急騰し、今年一月には終値でも百四十万円台まで上昇した。急騰後に急落という値動きに加え、資金を払えない個人投資家が証券会社の請求に対して一斉に弁護士を立ててくるなど不自然な点が多く、証券業界では「巨額の資金を元手に特定の銘柄で荒稼ぎをする仕手筋が介入した」との見方が出ている。

    弁護士事務所の所長が仕手のリーダーならば、証券会社の名義を借りた人間に対して、弁護士を派遣することも容易でしょう。

    今回の株価操縦事件では、名義を貸した人間も証券会社も、弁護士という社会的地位の前に虚をつかれてしまったのかもしれません。

    ただ、椿氏は行方をくらましているので、椿氏自身がリーダーだったのか更にバックに真犯人がいるのか現時点ではわかりませんね。この事件に関しては、新しい情報が出ましたら、また当サイトで記事に取り上げます。

    ▼7月4日追記

    7月4日に時事通信から配信された記事によると、弁護士がOHT株で「信用取引二階建て」を行っていた可能性があるとのことです↓

    OHT株担保に信用取引=名義借りの弁護士関与か−巨額損失問題

    東証マザーズ上場の電気検査装置製造会社「オー・エイチ・ティー」(OHT、広島県福山市)株の急落で証券会社に多額の損害が出た問題で、借名口座を使った信用取引は、証券会社に差し入れたOHT株を担保にして同銘柄を売買する手法が使われていたことが4日、分かった。この手法は業界では「二階建て」と呼ばれ、株価が上昇した際には利益が大きいが、下落すると担保価値も下がるため損失が膨らむリスクが高い。

    当サイト関連記事

    1. 信用取引で証券10社以上が大損・・・仕手戦で決済せず失踪 6月15日
    2. 証券会社に激震「鉄砲事件」の解説記事の紹介 6月17日
    3. 丸三証券、OHT株の信用取引に関する未回収金は7000万円 6月19日
    4. 大和証券、OHT株の信用取引を巡り10億円の損失か? 6月24日
    posted by 兜達也(かぶと たつや) at 20:25 | Comment(4) | OHT株、株価操縦事件
    2007年06月24日

    大和証券、OHT株の信用取引を巡り10億円の損失か?

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    先日、当サイトで下記の記事を配信しました。

    1. 信用取引で証券10社以上が大損・・・仕手戦で決済せず失踪 6月15日
    2. 証券会社に激震「鉄砲事件」の解説記事の紹介 6月17日
    3. 丸三証券、OHT株の信用取引に関する未回収金は7000万円 6月19日

    これらの記事でもお伝えしましたが、オー・エイチ・ティー株 【マザーズ:6726】の取引をめぐり、証券会社10社以上に、顧客から代金が支払われず、総額数十億円の損害が出ています

    昨日、読売新聞から大和証券もOHT株で損失発生の恐れがあるとのニュースが配信されたので、紹介しておきます↓

    信用取引の代金未払い、10億円損失の恐れ…大和証券

    大和証券グループ本社の鈴木茂晴社長は23日、都内で開いた定時株主総会で、東証マザーズ上場の電気検査装置メーカー「オー・エイチ・ティー」株の信用取引を巡り、子会社の大和証券に顧客8人から代金が支払われず、最大で約10億9000万円の損失が発生する恐れがあることを明らかにした。

    大和証券グループ本社ですが、今のところIRページではOHT株に関するプレスリリースを掲載していません。遅くとも今週中にはプレスリリースを出してもらいたいものです。東証一部上場企業なのですから。

    それにしてもOHT株の信用取引に関する未回収金については、該当する全ての証券会社で発表をしてもらいものです。発表がない証券会社の株には投資がしにくい状況です。

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    posted by 兜達也(かぶと たつや) at 20:02 | Comment(2) | OHT株、株価操縦事件
    2007年06月19日

    丸三証券、OHT株の信用取引に関する未回収金は7000万円

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    先日、当サイトで下記の記事を配信しました。

    1. 信用取引で証券10社以上が大損・・・仕手戦で決済せず失踪
    2. 証券会社に激震「鉄砲事件」の解説記事の紹介

    これらの記事でもお伝えしましたが、オー・エイチ・ティー株 【マザーズ:6726】の取引をめぐり、証券会社10社以上に、顧客から代金が支払われず、総額数十億円の損害が出ています

    本日、丸三証券からOHT株に関するプレスリリースがあり、同社でもOHT株の信用取引で未回収金が発生したとのことです。未回収金は合計6件で7000万円あり、同社では現在、回収に努めているとのこと。

    以下、丸三証券のIRリリースからの抜粋です。

    平成19 年6 月19 日
    各 位
    会 社 名  丸 三 証 券 株 式 会 社
    代表者名 取締役社長 長尾 榮次郎
    (コード番号 8613 東証、大証第一部)
    問合せ先 企画部長 山崎 昇
    TEL 03−3273−4973

    オー・エイチ・ティー株の信用取引に関わる当社の未回収金について
    オー・エイチ・ティー株の信用取引に関わる当社の未回収金は、6 件、7 千万円であります。現在、鋭意回収に努めております。
    以上

    丸三証券は東証一部上場企業なので、未回収金に関するプレスリリースを行いました。OHT株で被害を受けた全ての証券会社が丸三証券のようにプレスリリースを行ってくれればよいのですが、中には非上場企業も含まれており、事件の全貌をつかむのはなかなか難しい状況です。

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    OHT株の株価操縦事件の犯人はヒルズの弁護士か?

    posted by 兜達也(かぶと たつや) at 17:54 | Comment(0) | OHT株、株価操縦事件
    2007年06月17日

    証券会社に激震「鉄砲事件」の解説記事の紹介

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    先日、当サイトで「信用取引で証券10社以上が大損・・・仕手戦で決済せず失踪」という記事を配信しました。

    この事件に関連して、東京経済社のニュースサイトに興味深い記事が載ってました。興味がある方はクリックしてみて下さい↓

    証券会社に激震「鉄砲事件」の背景

    東証マザーズ上場のオー・エイチ・ティー[広島県福山市]の株売買に伴なう証券会社への決済不履行(鉄砲)事件は、従来のような鉄砲事件とは趣が異なっており、新型の証券詐欺事件として兜町筋に大きな衝撃が・・・

    仕手筋は大手企業の社員から証券口座の名義を借りて、OHT株の株価操作を行っていたということです。

    こういった事件が起こると、今後、業界全体で証券口座開設の際の本人確認が厳しくなるかもしれませんね。電話での本人確認を増やすとか。

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    posted by 兜達也(かぶと たつや) at 16:37 | Comment(3) | OHT株、株価操縦事件
    2007年06月15日

    信用取引で証券10社以上が大損・・・仕手戦で決済せず失踪

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    今日、読売新聞からこんなニュースが配信されました↓

    信用取引で証券10社以上が大損、株急落で顧客支払えず

    東証マザーズ上場の電気検査装置メーカー「オー・エイチ・ティー」(広島県福山市)株の取引をめぐり、証券会社10社以上に、顧客から代金が支払われず、総額数十億円の損害が出ていることがわかった。

     委託保証金(担保)の約3倍の株の売買ができる信用取引を行っていた顧客が大半で、同社株の急落で多額の損失を抱えたことが原因とみられる。同社の株価は2005年以降、業績と関係なく高騰し続けていたという経緯があり、金融当局も関心を寄せている。

    ネット上の掲示板では、前から噂されていた事件ですが、ついに一般紙もネタに取り上げてきましたね。この事件については、下記の夕刊フジの記事が参考になります。

    証券10社“鉄砲被害”…仕手戦で決済せず失踪

     業界関係者は「どうやら複数の証券会社が“鉄砲”をくらったようだ」と語る。
     鉄砲とは、注文を出して売買を成立させておきながら、株券や代金を証券会社に払わないという不正な取引のこと。

     注文するだけして決済しない行為を、発射したら戻ってこない鉄砲の弾に例えたとされる。

     関係者の話を総合すると、いわゆる「仕手筋」(特定の銘柄に大量の資金をつぎ込み、株価を釣り上げようとする投資家集団)と呼ばれる投資家が、複数の証券会社で先物取引を利用してOHT株に大量の買いを入れていたが、ある時点で、決済を行わないまま姿を消したというのだ。

    今回の事件で被害を受けたのがほぼ確定なのは、藍澤證券 【JASDAQ:8708】とタイコム証券です。

    藍澤證券は、6月8日にプレスリリースで、顧客9名との信用取引において決済損金が生じ、10億8209万7731円の立替金が生じたと発表しています↓

    信用取引における立替金の発生に関するお知らせ

    タイコム証券は上場していないので藍澤證券のようなプレスリリースは出していませんが、6月8日から下記の業務を停止しています。

    【停止をする業務】(実施日:平成19年6月8日(金)から)
    ・信用取引/先物・オプション取引の新規建て注文の受託
    ・株式現物取引の買付け注文の受託
    ・新規口座開設(新規口座開設のみ、実施日:平成19年6月1日(金))
    ・株券の預託(他社からのほふりでの口座振替を含む。)

    これは証券会社にとってはかなりの異常事態であり、トラブルに巻き込まれた可能性が濃厚です。タイコム証券の今後の動向については注目したいと思います。

    posted by 兜達也(かぶと たつや) at 20:56 | Comment(0) | OHT株、株価操縦事件
    2007年05月24日

    オーエイチティー株が7日ぶりに売買成立

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    東証マザーズにオー・エイチ・ティーという株が上場しています。この株は「仕手筋が仲間割れを起こしたのでは?」という噂が飛び交い、5月16日から23日まで連続ストップ安となっていました。本日、7日ぶりに取引時間中に売買が成立したので、株価チャートの画像を掲載しておきます↓

    ▼オー・エイチ・ティー株 2007年5月24日の一日チャート

    6726-070524.t.gif

    OHT株は、今、デイトレーダーの中で1,2を争うほど注目度が高い銘柄ですが、一般人は取引に参加しない方が無難です。

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    posted by 兜達也(かぶと たつや) at 18:29 | Comment(2) | OHT株、株価操縦事件

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