マネックス証券のスマホ版のトレードステーションを使った感想

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マネックス証券が2016年から日本株取引ツール「トレードステーション」のサービスを提供しています。

▼日本株取引ツール「トレードステーション」とは?

この日本株取引ツール「トレードステーション」は、当サイトで以前紹介したことがある米国株取引ツール「トレードステーション」とは別物の新サービスとなっています。新サービスは日本株の短期売買に向いたものになっています。

また、日本株取引ツール「トレードステーション」は、以前からある既存のマネックス証券の日本株取引サービスとも違うものです。今のところ別口座になっており、手数料体系が既存の証券取引口座とは全く違います。売買の金額が多いほど既存の証券取引口座よりお得になる手数料体系となっています。

日本株取引ツールのトレードステーションは、ウェブサイトにブラウザでログインして株取引を行うのではなく、パソコンやスマートフォンにトレードステーションというソフトをインストールし、そのソフトで株取引を行うようになっています。ソフトの利用料は無料です。

windowsのパソコン向けのソフトは、これまでの日本株取引ツールにはない機能を多く備えています。「短期売買向けの手数料」+「多機能なトレーディングソフト」がトレードステーションの特長といえます。トレードステーションのパソコン版について詳細を知りたい方は、下記リンク先の記事をクリックしてください。

トレードステーションの日本株版を使った感想

▼「トレードステーション」スマートフォン版について

さて、2016年7月まで、トレードステーションはwindowsのパソコン向けのものしかありませんでした。

しかし、2016年8月10日に、トレードステーションのスマートフォン版のアプリが提供開始となりました。アプリはiOS版もAndroid版もあるので、iPhoneでもAndroidのスマートフォンでもどちらでも「トレードステーション・モバイル」を利用することが可能です。アプリの利用料は無料です。

また、「トレードステーション・モバイル」はiPadやiPod touchにも対応しています。iPadの高解像度の画面に対応しています。しかし、Androidのタブレットは今のところサポート対象外ということです。

マネックス証券の「トレードステーション・モバイル」は、日本株の取引に対応したアプリで、下記のスマートフォンに対応しています。

 ・ [ iPhone ] iOS 8以上

 ・ [ Android ] Android 4.0 以上

上記のスマートフォンを持っている方は、下記リンク先からアプリをダウンロードすることが可能となっています。

トレードステーション・モバイル iPhone版

トレードステーション・モバイル Android版

トレードステーション・モバイルは、日本株の現物株取引信用取引の両方に対応しているアプリです。

さて、私は下記の端末を持っているので、トレードステーション・モバイルをこれらの端末にインストールして、実際に使ってみました。

・iPhone5S

iPad Air 2

iPad mini (第2世代)

・ソニー製のXperia SO-02G

▼トレードステーション・モバイルの長所と短所

▼トレードステーション・モバイルの長所

1・株式の注文で逆指値注文が使える

2・操作がわりとわかりやすい

3・株式新聞速報ニュースを無料で読むことが可能

4・四季報速報を無料で読むことが可能

5・時事通信社のニュースを無料で読むことが可能

6・ニュース記事の中から、自分が気になるキーワードを入力して、そのキーワード含む記事を抽出することが可能

7・株式ランキング機能は、並び替え条件を細かく設定できるので、売買が活発な銘柄を表示させやすい

▼トレードステーション・モバイルの短所

・今のところ日本株の現物取引と信用取引しか対応していない

なお、下の画像は、私がiPhone5Sを使って、画面をキャプチャしたものです。

私は「ソニー製のXperia SO-02G」というAndroid携帯も持っていますが、トレードステーションモバイルの画面はAndroid版もiPhone版もほぼ一緒です。

▼トレードステーション・モバイルの利用画面

↓アプリを起動してログインすると、こんな画面が表示されます。初期設定では「レーダースクリーン」という個別銘柄の株価を一覧で表示する画面が最初に出てきます

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↓アプリの画面左上にある「三」みたいなアイコンをタップすると、画面の左側に、すーっとアプリのメニューが出てきます

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↓レーダースクリーンの画面で個別銘柄の名前をタップすると、その銘柄の株価やチャートなどが閲覧できる画面に飛びます。この画面はソフトバンク株の板情報(気配値)を表示させたものです

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↓画面左下の銘柄サマリーというアイコンをタップすると、個別銘柄の株価や出来高を閲覧することができます

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↓画面下部のチャートというアイコンをタップすると、株価チャートを表示できます

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↓株価チャートの画面で、画面の真ん中右よりにある「↑」のアイコンをタップすると、株価チャートをコピーして他の端末に送信することが可能です。EメールやEvernoteなどを使って、他のパソコンや携帯端末と画像を共有することができます

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▼株式関連ニュースの画面の解説

↓画面左側のメニューから「ニュース」の項目をタップすると、株式市場に関連したニュースの見出し一覧を表示できます

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↓ニュース記事の本文を表示させた画面です。株式新聞速報ニュースを無料で読むことが可能です

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会社四季報速報を無料で読むことが可能です

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↓株式新聞や四季報速報以外にも、FISCO・時事通信・GI24などのニュースを読むことが可能です。不要なニュースは、このニュース設定画面で配信をOFFにすることが可能です

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↓上の設定画面を使って、株式新聞速報ニュースだけを抽出したのが、以下の画面です

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↓ちなみに、上で紹介したニュースの設定画面ですが、おもしろい機能があります。ニュース記事の中から、自分が気になるキーワードを入力して、そのキーワード含む記事を抽出することが可能です。これはキーワードにブロックチェーンという単語を入力して、文章中にブロックチェーンを含む記事だけを抽出した画面です

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↓こちらはキーワードにポケモンという単語を入力して、文章中にポケモンを含むニュース記事だけを抽出した画面です

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▼株価ランキング画面の解説

↓画面左側のメニューから「株式ランキング」の項目をタップすると、日本株の各種ランキングを表示させることが可能です。これは、このアプリを立ち上げた当日に、株価の値上がり率が高いものを上から順に並べたランキングの画面です。ちなみにAndroid版のトレードステーションでは株式ランキングではなく「ホットリスト」という項目をタップすると、このランキング画面を開くことができます

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↓この株式ランキングですが設定を行うことで、時価総額や売買代金の条件付けを行い、ランキングに表示させる銘柄を絞ることが可能です

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↓これは「時価総額が1兆円以上」の銘柄だけを表示させる設定を行った状態です。時価総額が1兆円以上の銘柄で、この日に株価が上昇したものを、株価上昇率で順番に並べています。時価総額が~円以上という条件で、抽出する銘柄を絞ることにより、日本株の中から大型株だけを表示させることが可能です

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↓こちらは「その日の売買代金が50億円以上」の銘柄だけを表示させる設定を行った状態です。この条件付けを行うことで、売買が活発な銘柄をランキングに表示させられます。「株価が急騰しているけれども売買高がほとんどなく、取引に参入しにく銘柄」を条件付けで排除することが可能です

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↓トレードステーションでは逆指値注文を行うことが可能です

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以上、私が自分のiPhone5Sを使って撮影したアプリの画像でした。

▼トレードステーション モバイルの全体的な感想

今のところ、株取引の売買注文がものすごくやりすいという印象ではありません。マネックス証券で活発に株の売買を行いたい方は、パソコン用のトレードステーションを使った方がいいかもしれません。

しかし、日本市場の株式に関する情報を取得するためのツールとしては、トレードステーション モバイル版はなかなかよいアプリです。

ニュース記事の中から、自分が気になるキーワードを入力して、そのキーワード含む記事を抽出することが可能な点は、モバイルアプリゲーム業界やバイオなど、特定の業界を普段から調査している個人投資家にとって便利でしょう。

また、株式ランキング機能は、並び替え条件を細かく設定できるので、売買が活発な銘柄を表示させやすくなっています。短期トレードを頻繁に行っている個人投資家にとっては便利なランキング機能だと思います。売買が少ない銘柄より、活発な銘柄の方が短期トレーダーとしては手がけやすいでしょう。

なお、トレードステーション モバイル版はiPadの高解像度の画面に対応しています。iPadを持っていて、トレードステーションの口座を開設している方は、ぜひiPadにもアプリをインストールして使ってみてください。スマートフォンよりかなり画面が見やすいはすです。

最後に、トレードステーションモバイルをiPadで使用した画面を、参考画像として掲載しておきます↓

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記事下

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※情報の内容に関しては正確性を期していますが、情報が古くなっている場合がありますので、各証券会社のウェブサイトで確認をお願いいたします。掲載している情報に誤りがあった場合、ご指摘いただけると幸いです。

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