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2005年11月17日

楽天証券、金融庁から業務改善命令を受ける

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11月16日、楽天証券が金融庁から業務改善命令を出されました。今年に入って、システムトラブルが多発しているからです。
以下、ITmediaニュースの記事です。

金融庁、楽天証券に業務改善命令 システム障害多発で

金融庁は11月16日、楽天証券に業務改善命令を出した。同社は今年に入ってシステム障害が多発しており、金融庁は同社のテスト不足などが原因だったとして、システムの安全稼働対策と対策後の報告を求めている。


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楽天証券は、マーケットスピードの情報収集能力が最高で、逆指値が使え、手数料が安く、ブリックスのADRの購入が可能と一見おすすめの証券会社です。しかし、システムが安定していないので、メインで株取引をする口座にすえるのには不安があります。


私が友人や知人におすすめしているのは、下記の証券会社ですね。

■逆指値がないけれど手数料がとにかく安いSBIイー・トレード証券

■逆指値が使えて、システムがわりと安定しているカブドットコム証券


イートレードは、逆指値が使えないので、「少々値が下がっても買った株は絶対売らないという真の長期投資家」や「日中の取引を見ることができる主婦・学生さん」におすすめです。

カブコムは、逆指値が使えるので「サラリーマンや公務員など、平日の日中に働いている方」におすすめです。


マネックス証券も逆指値が使えて夜間取引もできるのでサラリーマンにおすすめです。しかし、カブコムの方が全体的に手数料が安くなることが多いですね。


システムさえ安定すれば、楽天証券はこれらの証券会社に肩を並べることができると思うので、がんばってほしいものです。


■以下、楽天証券ウェブサイトより抜粋
弊社に対する金融庁の行政処分について

 楽天証券株式会社(代表取締役社長:國重惇史、本社:東京都港区)は、金融庁宛に9月26日付でシステムの改善強化策を報告しておりましたが、その後10月24日にシステム障害を再発させたことに関し、本日、金融庁より証券取引法第43条第2号に基づく証券会社の行為規制等に関する内閣府令第10条第11号に規定する「証券業に係る電子情報処理組織の管理が十分でないと認められる状況」に該当すると認められるとのことから、証券取引法第56条第1項の規定に基づき、以下の業務改善命令を受けました。


(1) システムの現状を十分に確認・検討し、新たなシステム障害を防止するために必要な措置を講じること。
(2) システムの安定稼動を早急に確保するとともに、システム障害時の速やかな復旧、及び適切な顧客対応に努めること。
(3) システム障害による長時間のシステム停止が再発したことに係る責任の所在の明確化を図ること。
(4) 11月26日に予定されているシステム増強等に関し、実施後の状況を11月30日までに書面で報告するとともに、これを踏まえた適切な対応を行うこと。

 たび重なるシステム障害により、お客様をはじめ、関係者の皆さまに多大なご迷惑をおかけしましたことを改めて深くお詫び申し上げます。
 弊社では、システムの安定稼動に向け全力で取り組んでおり、9月以来、計画的・段階的なシステム増強策を実施してきておりますが、今回の処分を厳粛に受けとめ、新たな障害の発生を防止し、早急に安定稼動を確保するために、なお一層努力して参る所存でございますので、今後とも変わらぬご指導、ご愛顧のほど何卒よろしくお願い申し上げます。

弊社社長より、11月16日付け業務改善命令について

平素は楽天証券をご愛顧いただき、誠にありがとうございます。

本日、弊社は、金融庁より証券取引法第43条第2号に基づく証券会社の行為規制等に関する内閣府令第10条第11号に規定する「証券業に係る電子情報処理組織の管理が十分でないと認められる状況」に該当すると認められるとのことから、証券取引法第56条第1項の規定に基づき、業務改善命令を受け取りました。 9月までのシステム障害について、弊社は金融庁宛に9月26日付でシステムの改善強化策を報告しておりましたが、その後10月24日にシステム障害を再発させたため今回の事態に至った次第です。改めて、たび重なるシステム障害でお客様に多大なるご迷惑をお掛けしたことを心よりお詫び申し上げます。

弊社では、このたびの業務改善命令の趣旨を厳粛に受け止め、システム障害の再発防止と安定稼動の確保を速やかに図って参りたいと考えております。業務改善命令で指摘されたポイントは以下の4点となります。
システム障害の再発防止策の実施
システム安定稼動の確保(障害時復旧策および適切な顧客対応を含む)
責任の所在の明確化
11月26日のシステム増強の確実な実施および状況報告
これらの指摘を踏まえ、弊社では新たな障害の発生を防止し、早急に安定稼働を確保するため、以下のようなシステム改善・強化策を講じて参ります。ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。

弊社では、システムの全般的な見直しを実施し、基幹データベースサーバの増強等を行ってきましたが、今後更にシステム障害の原因となってきた旧来型のシステム構成を変更し、旧いシステムを廃止することで、新たなシステム障害に対する再発防止策を徹底いたします。また、安定稼動に向けて、システムの二重化・分散化を活用しつつ、万一障害が起きたときも瞬時に復旧できるような仕組みを導入するなど、計画的・段階的な増強策を実施してきております。具体的には、以下の3点を柱とした対応を進めております。
(1) 基幹データベースサーバの一段の強化
(2) 旧Webシステムの廃止
(3) 発注系システムの強化

これを着実に実施することにより、お客様が安心してお取引いただけるよう快適かつ安定的な取引環境を確保して参る所存です。
9月より順次計画を実行しており、現在のところ順調に対応が進んでおります。

また、11月26日には基幹データベースサーバの第二回増強を行うとともに、10月24日の障害の原因となった旧Webシステムの撤廃を行う予定となっております。
この作業は今後の顧客増・取引増に対応するためのシステム強化策のキーとなる施策となりますので、現在最優先課題として取り組んでおります。

弊社のシステム強化策の詳細と対応スケジュールについてはこちらをご覧ください。

毎回のように私自身が繰り返し申し上げておりますが、ネット証券はお客様にとって常に安定してお取引いただけるシステムをご提供することが最大の責務であり、原点であると認識しております。重ねてお詫び申し上げるとともに、ネット証券としてお客様がより安心して資産を預け、お取引をいただけるよう、私自身が全力を尽くしてまいりますので、何卒深いご理解を賜りますようお願い申し上げます。

平成17年11月16日

楽天証券株式会社
代表取締役社長 國重 惇史

楽天証券のシステム改善・強化策について




平成17年11月16日

 弊社では、システムの全般的な見直しを実施し、新たなシステム障害の再発防止を徹底するとともに、システムの安定稼働に向け、計画的・段階的なシステム増強策を実施してきております。弊社が取り組んでいるシステム改善・強化策の柱は以下の3点を中心としたものであり、これを着実に実施することにより、お客様が安心してお取引いただけるよう快適かつ安定的な取引環境を確保してまいります。何卒ご理解を賜り、今後とも変わらぬご指導、ご愛顧のほど、よろしくお願い申し上げます。

 (1)基幹データベースサーバの強化
 (2)旧Webシステムの廃止
 (3)発注系システムの強化

以下に、その具体的な対策と対応時期をご説明させていただきます。


基幹データベースサーバの改善・強化策

 基幹データベースサーバは、お客様の登録情報、残高、取引状況、注文等を蓄積管理している重要なデータベースサーバです。
 従来、基幹データベースサーバについてホットスタンバイ構成を採用してまいりましたが、この方式では、主系サーバに障害が発生した際に、待機系サーバに切り替わるまでサービスが一時停止してしまうという課題がありました。この課題に対処するため、以下の対策を講じております。


(1) 基幹データベースサーバのオラクルRAC構成への変更(9月17日移行済み)

基幹データベースサーバについて、ホットスタンバイ構成(HA構成)からオラクルRAC構成(下記詳述)へ変更しました。この構成を採用することで、それまでに比べて以下のような点が改善されています。
基幹データベースサーバを最新機種にリプレースし高性能CPUを採用。併せてRAC構成により2台のサーバを1セットとして同時に稼働することで、従来比約1.6倍の処理能力を確保。
片系サーバがハードウェア障害を起こしても、もう一方のサーバが瞬時に処理を引き継ぐことで、ハードウェア障害時におけるサービス停止を回避。
データベースソフトウェア(オラクル)に係る負荷が2台に分散されることにより、高負荷時に発生する障害を回避。
取引高の増加に応じて、データベースサーバ群(RAC構成による2台のセット)を追加することにより、キャパシティの拡張が容易に。



※ オラクルRAC構成とは?

 サーバを複数台同時に稼動させて負荷の分散化を図るとともに、どのサーバからアクセスしてもデータの一貫性が維持されるようデータベースソフトが保持するデータをリアルタイムで共有する仕組み。万一いずれかのサーバにハードウェア障害が発生しても、他のサーバで処理が継続されることにより、サービス停止の回避が可能になる。

(2) 基幹データベースサーバの追加構築(11月下旬実施予定)

 11月26日に基幹データベースサーバ群(RAC構成による2台のセット)及び発注系システムをさらに1セット追加構築し、キャパシティの拡張を行うとともにシステムの安定稼動を図ります。この構成を実現することで、それまでに比べて以下のような点が改善されます。
基幹データベースサーバの処理能力をさらに2倍に増強(従来比3.2倍)。
発注系システムのキャパシティをさらに2倍に増強。
夜間バッチ処理を分散することができるため、夜間のサービス停止時間を短縮化。


〔注〕MM:マーケットメイカー(Market Maker)の略称

 今後も、お客様の増加、取引高の増大に応じて、柔軟にデータベースサーバ群を追加することにより、快適かつ安定的な取引環境を確保してまいります。


旧Webシステム群の新Webシステム群への移行

 一部サーバにつきホットスタンバイ構成を前提に構築されている旧Webシステムは、処理量増大に対する拡張性に限界があり、アクセス数が増加した際にレスポンスの悪化が生じるうえ、主系サーバのハードウェア障害時にサービスの一時停止が発生いたします。
 弊社では、こうした課題を解決するため、容易に処理容量の拡張が可能であり、ハードウェア障害時においてもサービスが停止しない構成(スケールアウト構成)の新Webシステムに移行することとし、平成16年10月以来、順次、取り組んでおりますが、速やかに完了するように推進してまいります。
 現在の推進状況および予定は、以下のとおりです。


■ 国内株式(現物取引、信用取引、新規公開株式) 移行済
■ 米国株式 移行済
■ カバードワラント/外国為替スポット取引/匿名組合 移行済
■ 中国株式/投資信託 11月26日移行予定
■ 日経225先物・オプション 11月26日移行予定





発注系システムの強化

 発注系システムについて、注文約定数の増加等に備え、現状よりもさらにパフォーマンスの高いシステムに移行するとともに、障害発生時においてもサービス停止を回避する構成に順次変更してきております。以下は、これら施策の概要です。


(1) 発注系システムの分散処理対応

 これまで弊社の主な発注系システムは、相場環境の変化や口座数の拡大に伴う注文約定数の増加・集中により、利用しているパッケージシステムのパフォーマンスが悪化し、執行遅延や注文受付、約定通知の処理遅延等を引き起こす可能性がありました。
 こうした事態に備えるため、注文約定数の多い東証、および大証/ヘラクレス向けシステムについて、分散処理ができるような構成に変更を進めております。


■ 東証向けシステム 9/25移行済
■ 大証/ヘラクレス向けシステム 平成18年2月移行予定



〔注〕基幹データベースサーバの追加構築(前述1.(2))に伴い、上図の発注系システムが2セット構築されることになります。

(2) 発注系システムの障害時リアルタイム切替対応

 主系サーバのハードウェア障害時にサービスの一時停止を伴うホットスタンバイ構成となっている以下の発注系システムについて、ハードウェア障害時においてもサービスが停止しない構成に順次変更しております。
 対応スケジュールは以下のとおりです。


■ 東証向けシステム 10月10日移行済
■ 大証/ヘラクレス/名証/JASDAQ向けシステム 11月27日移行予定
■ 中国株式発注システム 10月23日移行済

(3) 発注系システムの障害時ホットスタンバイ切替対応等

 コールドスタンバイ構成を採用している下記の発注系システムについては、現在は主系サーバに障害が発生してからサービス復旧までに約1時間を要します。このため、主系サーバの障害時においてもサービス復旧までに長時間を要しないホットスタンバイ構成へ変更いたします。


■ 米国株式発注システム 平成18年1月下旬移行予定
■ カバードワラント発注システム 平成17年12月下旬移行予定


その他、以下の発注系システムについて発注経路の二重化を図り、障害時のサービス停止を回避します。


■ 日経225先物・オプション発注システム 平成18年2月移行予定
■ 証券仲介発注システム 平成18年3月移行予定



以上

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posted by 兜達也(かぶと たつや) at 01:11 | Comment(0) | 個別銘柄ニュース
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