電気通信事業者協会(TCA)が、2008年3月末時点の携帯電話・PHS契約数を発表しました。下記のようになっています。
| 事業者 | 純増数 | 累計 |
| NTTドコモ | 173,700 | 53,387,700 |
| KDDI | 500,500 | 30,339,100 |
| ソフトバンク | 543,900 | 18,586,200 |
| イーモバイル | 130,200 | 411,500 |
| 総計 | 1,348,200 | 102,724,500 |
| ドコモ2in1 (173,700に含まれている) | 10,500 | 240,400 |
| 事業者 | 純増数 |
| NTTドコモ | -137,000 |
| au | +78,900 |
| ツーカー | -3,200 |
| ソフトバンク | +60,800 |
| 事業者 | 純増数 | 累計 |
| ウィルコム | 18,400 | 4,615,300 |
| 総計 | 18,400 | 4,615,300 |
| 事業者 | 純増数 | 累計 |
| iモード | 135,900 | 47,992,800 |
| EZweb | 421,600 | 25,512,300 |
| Yahoo!ケータイ | 351,100 | 15,170,900 |
| EMnet | 10,100 | 10,100 |
| 総計 | 918,600 | 88,686,100 |
docomoの近況
NTTドコモは2月の純増数が43,700だったのですが、3月の純増数は173,700と伸びました。ただ、3月は新生活の準備で最も携帯電話の契約数が増える月ですから、2月より純増数が多いのは当然ですね。
ということで、2007年3月の数字と比較してみましょう。2007年3月のドコモの契約純増数は298,000でした。1年前の方がかなり純増数が多いですね。これはドコモのサービスの質が低下したわけではなく、ソフトバンクが強くなったためドコモの契約数が伸び悩んでいると考えた方がいいでしょう。
auの近況
KDDIは2月の純増数が201,200(内プリペイド契約82,100)だったのですが、3月の純増数は500,500(内プリペイド契約21,500)と伸びました。2007年3月の純増数は530,000でした。
2008年2月のプリペイド契約数の多さは異常でしたが、2008年3月は「やや多い」レベルで落ち着きました。
最近のauは春キャンペーンがなかなか強力で、それが純増数に貢献しているように思います。5月11日まで、au端末をフルサポートコースで新規契約したユーザー全員に対して、6,300円分のauポイントがプレゼントされます。
auの短所は、フルサポートコースで契約すると2年以内に解約した場合、解約金を支払わなければならない点です。しかし、6,300円分のauポイントがあれば、解約しても解約金が6300円少なくなります。なので、春キャンペーンはauの携帯を契約する精神的ハードルを下げています。
ところで、キャンペーンが功を奏して、3月の純増数500,500という数字を叩き出したKDDIですが、ツーカーのユーザー23万4100件分が4月1日0時で自動解約になりました。ツーカーのサービスが3月31日付けで終了したからです。KDDIの4月の数字は厳しくなりそうです。
ソフトバンクの近況
ソフトバンクモバイルは2月の純増数が228,100だったのですが、3月の純増数は543,900と伸びました。純増数は11ケ月連続で首位であり好調です。2007年3月の純増数は127,600でした。
1年前はホワイトプランの知名度がまだ低く、ソフトバンクの契約数も伸び悩んでいましたが、1年で状況は大きく変わりました。また3月は、ホワイトプランの基本料金がほぼ無料になるホワイト学割の効果も出た模様です。
ただ、携帯電話自体の純増数はかなり好調ですが、Yahoo!ケータイの契約純増数が351,100なのが気になります。やはりメールやインターネットの利用をしない通話オンリーの法人ユーザーがかなり存在するようです。
ウィルコムの近況
ウィルコムは2月の純増数が-29,500だったのですが、3月の純増数は18,400 とプラスに転じました。プラスとはいえ2007年3月の純増数が93,000だったことを考えれば苦しい状況です。
また、イー・モバイルが2008年3月28日から音声サービスを開始したためか、ウィルコムは関東地域で3月の純増数がマイナスになっています。
イー・モバイルの近況
イー・モバイルは2月の純増数が42,800だったのですが、3月の純増数は130,200 と増加しました。3月28日から音声サービスを開始した効果が出たようです。
なお、3月は携帯電話4社での契約純増数が1,348,200となっています。ちなみに、携帯電話4社での過去の純増数は下記のようになっています。
| 携帯電話4社での契約純増数 | ||
| 2006年 | 10月 | 265,200 |
| 11月 | 376,100 | |
| 12月 | 482,200 | |
| 2007年 | 1月 | 379,300 |
| 2月 | 447,100 | |
| 3月 | 955,600 | |
| 4月 | 478,900 | |
| 5月 | 383,500 | |
| 6月 | 487,000 (イーモバイルの統計含む) | |
| 7月 | 497,400 | |
| 8月 | 324,500 | |
| 9月 | 455,900 (イーモバイルの統計含む) | |
| 10月 | 331,500 | |
| 11月 | 305,100 | |
| 12月 | 554,500 (イーモバイルの統計含む) | |
| 2008年 | 1月 | 335,800 (イーモバイルの統計含む) |
| 2月 | 515,800 (イーモバイルの統計含む) | |
| 3月 | 1,348,200 (イーモバイルの統計含む) |
今後もソフトバンク、NTTドコモ、KDDI、イー・アクセスの業績には注目していきたいと思います。
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