不出来引け成行(不成)注文とは 【株式用語解説】

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不出来引け成行注文 [読み : ふできひけなりゆき ちゅうもん]

[略称:不成注文 (ふなりちゅうもん)]
[同義語:指値引成行注文 (さしねひけなりゆきちゅうもん)]

不出来引け成行注文とはオンライン株取引の注文方法の一種です。略して「不成注文」ともいいます。

不成注文は取引時間終了時までは指値注文として機能します。そして、指値注文が取引時間中に成立しなかった場合は、取引時間終了時点(引け)で成行注文になります。

▼不成注文のメリットとデメリット

▼不成注文のメリット

注文が約定する確率が上がる・・・普通の指値注文だと、自分の指定した価格に合致する注文を他の投資家が出してくれず、約定しないことが多々あります。不成注文を使えば取引時間中に約定しなくても、引けで成行注文が成立する可能性が出てきます。

▼不成注文のデメリット

高値づかみ、安値売りになってしまうリスク有り・・・引けで注文が成立するとその注文は「成行注文」になります。成行注文とは、「いくらでもいいから買い」「いくらでもいいから売り」という注文方法なので、予想外に高い買い注文になったり、予想外に安い売り注文になる場合があります。

▼不成注文はどんなときに使うのか?

買いの不成注文・・・寄り天(朝一が一番株価が高い状態)になりそうと予想したときに使うと便利。寄り天での高値掴みを避けることができる。

売りの不成注文・・・寄り底(取引開始直後が一番株価が安い状態)になりそうと予想したときに使うと便利。寄り底での安値売りを避けられる可能性がある。

▼「逆指値」+「不出来引け成行」について

ここまでは「指値」+「不出来引け成行」の注文の解説でした。

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では2008年3月31日から、さらにマニアックな「逆指値」+「不出来引け成行」注文が利用可能になります。以下、「逆指値」+「不出来引け成行」注文の注文例です。

■注文例<売りの逆指値:不出来引け成行
株価が450円以下になったら、460円の売り指値を発注、引けまでに約定しなければ引け成行で売り。

・ 時価470円の持ち株に、株価が450円以下になったら売りの逆指値を設定する際に、「不出来引け成行460円」を指定。
・ 「株価が450円以下になったら」の条件に達すると、「不出来引け成行460円」が取引所等に発注される。
・ 460円の売り指値が発注され、引けまでに約定しなければ引け成行となり引け値で約定する。
・ ただし、ザラバ引けとなり引けでの約定がない場合は約定しない。

不出来引け成行注文はザラ場を見ることが出来ないサラリーマン投資家にとっては便利な注文方法といえるでしょう。

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