ジェイコム男B・N・F氏が投資法について語る

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2008年1月24日、ジェイコム男B・N・F氏のインタビュー記事が、夕刊フジのインターネット版といえる「ZAKZAK」に掲載されました。B・N・F氏が自分の投資法について語っているので興味がある人はクリックして下さい↓

株安なんの! ジェイコム男“190億円”儲けの極意

 年明けから続く大幅株安に、世界の個人投資家が青息吐息のなか、億単位で資産を増やし続ける若者がいる。2005年末のジェイコム株誤発注騒動で、わずか10分の間に22億円の利益をたたき出した「ジェイコム男」こと、B・N・F氏(29)だ。世界的株安にもビクともしない、“デイトレの神様”が、儲けの極意を明かした・・・

記事の中からB・N・F氏の投資法に関係のある部分をまとめてみました↓

  1. 今回ほどの下げ相場の場合、一日中チャートを見る時間がない限り、『損切り』を恐れずに現金で持った方がよいでしょうね。僕の売買の判断はすべて、これまでの経験に基づいた感覚。アメリカやヨーロッパ、アジア株の動きに加え、為替や先物、雇用統計などの重要指標を常にチェックしながら、総合的に判断しています。
  2. 今が底かどうかは分からないし、知る必要もないですね。分析しようとも思わない
  3. 最近は大阪証券取引所で営業日の午後4時30分から7時まで、日経225などの先物取引を行う「夕場(イブニング・セッション)」の値動きをチェックしている。  「日経先物相場は利用価値の高い指標です。ただし、(夕場は)時間的にアメリカ市場が開く前の指標で、あくまでも参考ということです」
  4. 以前の同氏は、下げ相場では「逆張り」が定石だった。常に1泊2日程度の“スイングトレード”を行ってきたが、「その時の地合の見極めが重要で、今回のキツイ下げに直面したからといって、25日移動平均線との乖離(かいり)率だけで逆張りしてもダメ。もともと高難度ですし、上げ相場の順張り同様、多くの値動きを1日中見て、体得するしかないんです」と話す。
  5. 選定銘柄は相場の上げ下げにかかわらず、大型銘柄のみ。発注は指し値オンリーで、多い日には100銘柄近く取引するが、1日の収支目標を定めたことはない。
  6. 「相場に自分の思いは一切通用しません。『ここまで儲けたいから、これだけ買う』という考え方は必ず失敗します。厳しい相場では、一番難しいけど、一番大切なのが『売り時』。これが分からないから、傷口を広げてしまう」

▼補足

1についての補足・・・BNF氏が相場を観察するのに使っているツールの一覧↓

※この情報は、過去のB・N・F氏のインタビュー記事を参考にしています。B・N・F氏は今は別のサイトを見ているかもしれません。

2についての補足 ・・・B・N・F氏が日本株を取引するときは1日から1週間程度の持越しをする「スイングトレード」なので、長期的な視点は必要ない。

3・・・B・N・F氏は本格的に雑誌のインタビューに応え出した2006年3月ごろから一貫して「日経225先物の値動きを見ることの重要性」を説いている。

4・・・これまた以前から一貫してB・N・F氏は市場全体の流れを見ることが重要と説いている。乖離率を見る前に全体を見極めることが重要。以下、ネットマネー2006年7月号の「B・N・F氏のチャート道場2」からB・N・F氏の発言の抜粋。

あのですね、これをやったら儲かるなんて、ないんです。まず全体を見てください、全体を。

あくまで市況全体を読み、投資先のセクターを決めることが先です。売買代金・出来高・値上がり・値下がりのランキングなどを見て、その市場を牽引しているような代表銘柄をチェック。さらに米国市場、日経225先物、為替・・・全部見ることが大切です。

下落中の銘柄の底打ちを狙って買いにいく逆張りの場合は、25日移動平均線と日足チャートのカイ離率も参考にします。たとえば先日、不動産流動化関連が急下落していたとき、アセット・マネジャーズやクリードなどの牽引銘柄に長い陰線が出ていて、底打ち感がありました。この手の銘柄は連動した動きをするので、少しでも出遅れているものがあればチャンスかもしれませんね。

移動平均カイ離率も時期や銘柄によって目安が違うので注意してください。

上がっている途中の銘柄が少し下げたところ(=押し目)を狙う場合は、それが本当に押し目なのかを判断しなきゃいけない。そんなときはチャートだけでなく、米国の相場もチェックしてほしいですね。僕は”グロベ (Globex)”を見ます。

5についての補足・・・運用資金が巨額なのでB・N・F氏の主戦場は東証1部の大型株。また、昔から成行はほとんど使わず、指値で注文することが多い。

6・・・B・N・F氏は、2007年3月に競輪選手の長塚智広氏と対談した際、「市場は自分の都合では動かないので、自分の都合を株取引に持ち込まず、フリーな状態でやるのが大切 」と
述べている。

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