日証金残高とは (株式用語解説 信用取引用語)

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 0

日証金残高 [読み:にっしょうきんざんだか]
祐作:先輩、日証金残高ってなんですか?
兜:ふむ、日証金残高とは、証券金融会社の1つである日証金が日々公表する融資残高や貸株残高の状況のことだな。証券会社は顧客から信用取引の申し込みがあると、自社で調達できない資金や株券を「日証金」などから調達する。その日証金が融資した金額や貸した株券の残高を「日証金残高」として日々、発表しているんだ。
祐作:日証金残高はなんのために発表されているんですか?
兜:現在の株式市場で、信用買い空売りがどれくらい行われているかを把握するためのデータとして発表されているんだ。
 しかし、最近は資金力のある証券会社が日証金に頼ることなく、自己資金を顧客に貸付けたり保有株を顧客に貸し出したりしているから、日証金残高のデータは実際の信用取引の残高よりかなり少なくなっている。このため、日証金の残高だけで信用取引の動向を推定するのは難しい情勢となっているぞ。

記事下

▼当サイト管理人 ネット証券マニア兜達也がおすすめする証券会社

私は以下の証券会社の口座を全て開設しています。どこの会社も口座開設費や口座維持費は無料ですし、証券会社にはそれぞれ特徴があるので、用途によって使いわけるのがいいでしょう。

  • 楽天証券・・・オンライン証券業界で株式売買代金が2位の会社です。マーケットスピード2の情報収集能力がすばらしい。楽天証券は有名な個人投資家「ジェイコム20億男BNF氏」のメイン証券会社です。

  • マネックス証券・・・IPOが単純明快な公平抽選ですから、新規公開株申し込み口座として活用すべきです。また米国株取引サービスに強みがあります。

  • auカブコム証券・・・IPOがシステム抽選で全てのユーザーに公平なチャンスがあります。また一般信用取引の売建可能銘柄の数が豊富なので、株主優待銘柄をつなぎ売りに使える証券会社です。

 

※上記の証券会社3社は、資料請求・口座開設費・口座維持費が無料です。

※情報の内容に関しては正確性を期していますが、情報が古くなっている場合がありますので、各証券会社のウェブサイトで確認をお願いいたします。掲載している情報に誤りがあった場合、ご指摘いただけると幸いです。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする