6月5日、インターネットカフェなどを運営するアプレシオ 【名古屋証券取引所セントレックス:2460】が、東京地裁へ民事再生法の適用を申請し、受理されたと発表しました。
いわゆる倒産です。負債は約22億円です。
これを受け、名古屋証券取引所はアプレシオ株を7月6日付で上場廃止にすると発表しました。
以下、帝国データバンクのウェブサイトからの抜粋です。
複合カフェ大手
名証セントレックス上場
株式会社アプレシオ
民事再生法の適用を申請
負債22億円
TDB企業コード:987923860
「東京」 複合カフェ大手の(株)アプレシオ(資本金9億6582万9000円、港区芝浦2-13-8、代表久國清直氏、従業員数82名)は、6月5日に東京地裁へ民事再生法の適用を申請した。
〜〜〜中略〜〜〜
しかし、女性客の取り込みなどを目的とした岩盤浴施設やマッサージ機器など過剰な設備投資により、営業キャッシュフローはマイナスが続き、2007年3月中間期には継続企業の前提に関する重要な疑義(ゴーイングコンサーン)が付されていた。
このため、2007年11月に第三者割当を実施する一方、軽井沢店など不採算店舗の閉鎖などのリストラを進め、2008年9月期は直営・フランチャイズ店合計89店を擁しながら年収入高は約29億4500万円に低迷し、3期連続欠損となっていた。
2008年9月の第三者割当増資により、大手コーヒーチェーンや映像ソフト販売、映像配信、アミューズメント業者から約3億3200万円の出資を得ながらも債務超過を脱することが出来ず、今年5月29日には、第2四半期報告書の提出が遅れるとして、監理ポストに割り当てられていた。
さて、私は上場企業が倒産すると、必ず会社四季報を見ることにしています。「会社四季報で倒産した企業のページを見ること」を何回も繰り返していくうちに、どういった財務内容の企業が危ないのか感覚的に判ってくるからです。
四季報でアプレシオの2008年9月期の本決算を見るに、アプレシオは総資産16.9億円に対して、自己資本(株主持分)が-2.6億円と債務超過になっています。この時点ですでに買ってはいけない株ですね。
有利子負債は12.5億円と巨大です。利益剰余金は-19.8億円と巨額のマイナスになっています。
そして、営業キャッシュフローは2008年9月期の本決算で3.5億円のマイナスとなっています。しかも、営業キャッシュフローは前年の2007年9月期が-5.5億円と巨額の赤字になっていました。
財務が悪いので当然といえば当然ですが、継続企業の前提に関する重要な疑義が付いています。
アプレシオは2008年9月期の本決算が出た時点ですでに、典型的な「買ってはいけない銘柄」になっていたといえるでしょう。
なお、今年倒産した上場企業は、下記の18社です。
▼2009年度 倒産上場企業の一覧
| 会社名 | 証券取引所と証券コード | 倒産の形態 | 倒産時の負債 | 倒産の日付 (2009年) | 上場廃止日 (2009年) |
| 東新住建 ※ | ジャスダック:1754 | 民事再生 | 430億円 | 1月9日 | 2月10日 |
| クリード ※ | 東証1部:8888 | 会社更生 | 650億円 | 1月9日 | 2月10日 |
| エス・イー・エス | ジャスダック:6290 | 民事再生 | 142億円 | 1月16日 | 2月17日 |
| サイバーファーム | ヘラクレス:2377 | 破産 | 79億円 | 1月30日 | 2月17日 |
| 中道機械 (なかみちきかい) | 札証:8094 | 民事再生 | 76億円 | 2月5日 | 3月6日 |
| 日本綜合地所 ※ | 東証1部:8878 | 会社更生 | 1975億円 | 2月5日 | 3月6日 |
| ニチモ ※ | 東証1部:8839 | 民事再生 | 757億円 | 2月13日 | 3月14日 |
| 小杉産業 | 東証2部:8146 | 破産 | 97億円 | 2月16日 | 3月3日 |
| あおみ建設※ | 東証1部:1889 | 会社更生 | 396億円 | 2月19日 | 3月20日 |
| SFCG | 東証1部:8597 | 民事再生打ち切り→破産 | 3380億円 | 2月23日 | 3月24日 |
| トミヤアパレル | 大証2部:8067 | 会社更生 | 156億円 | 2月26日 | 3月27日 |
| パシフィックホールディングス ※ | 東証1部:8902 | 会社更生 | 1636億円 | 3月10日 | 4月11日 |
| エスグラントコーポレーション ※ | 名証セントレックス:8943 | 民事再生 | 191億円 | 3月12日 | 4月13日 |
| アゼル ※ | 東証1部:1872 | 破産 | 442億円 | 3月30日 | 4月14日 |
| 中央コーポレーション ※ | 東証2部:3207 | 民事再生 | 340億円 | 4月24日 | 5月25日 |
| ライフステージ ※ | ヘラクレス:8991 | 民事再生 | 113億円 | 4月30日 | 6月1日 |
| ジョイント・コーポレーション ※ | 東証1部:8874 | 会社更生 | 1476億円 | 5月29日 | 6月30日 |
| アプレシオ | 名証セントレックス:2460 | 民事再生 | 22億円 | 6月5日 | 7月6日 |
※をつけた会社は不動産関連企業or建設関連企業です。
▼関連記事
- 会社四季報速報とは
- 会社四季報速報を無料で読むことができる証券会社
- 日経テレコン21を無料で利用できる証券会社
- 日経会社情報を無料で読むことができる証券会社
- 会社四季報とは (株式用語解説)
- 会社四季報を無料で読むことができる証券会社
- ロイター・ニュースとは
- 株式新聞速報ニュースを無料で読むことが出来る証券会社
▼当サイト管理人 ネット証券マニア兜達也がおすすめする証券会社
私は以下の証券会社やFX会社の口座を全て開設しています。どこの会社も口座開設費や口座維持費は無料ですし、証券会社にはそれぞれ特徴があるので、用途によって使いわけるのがいいでしょう。
-
楽天証券・・・手数料が安めの証券会社です。リンク先で手数料体系を見てみてください。マーケットスピードの情報収集能力がすばらしい。楽天証券は最強の個人投資家「ジェイコム20億男BNF氏」のメイン証券会社です。
口座開設と10万円以上の入金で3200楽天ポイントがもらえるキャンペーンを実施しています。キャンペーンの詳細についてはこちら。8月5日までに口座開設申込をすればいいので、まだ間に合います。 -
外為どっとコム・・・FX大手です。9月4日まで新規口座開設して30万円以上の入金をすると現金5000円がもらえるキャンペーンをやっています。キャンペーンの詳細についてはこちら
為替取引は怖いと思う方は、口座開設と入金をして5000円をもらった後、取引をするかどうか考えればいいと思います。入金だけなら元本割れのリスクはありませんから。キャンペーンを使った小技 : 夫婦で二つ口座を作って、両方とも入金すれば合計で現金10000円をもらうことができます。
-
トレイダーズ証券 みんなのFX・・・FX会社です。8月31日まで新規口座開設して10万円以上入金し、1回以上のFX取引をすると現金8000円がもらえるキャンペーンをやっています。キャンペーンの詳細についてはこちら
キャンペーンを使った小技 : 夫婦で二つ口座を作って、両方とも入金して取引すれば合計で現金1万6000円をもらうことができます。
-
クリック証券・・・証券会社かつFX大手です。7月30日まで25万通貨以上のFX取引を行うと最大で現金1万円がもらえるキャンペーンを実施しています。キャンペーンの詳細についてはこちら。
-
株式会社MJのFX・・・FX会社です。新規口座開設して5万円以上の入金し、1回以上のFX取引をすると現金8000円がもらえるキャンペーンを7月31日までやっています。キャンペーンの詳細についてはこちら
キャンペーンを使った小技 : 夫婦で二つ口座を作って、両方とも入金して取引すれば合計で現金1万6000円をもらうことができます。
-
外為オンライン・・・FX大手です。新規口座開設して10万円以上の入金をし、1回以上のFX取引をすると現金5000円がもらえるキャンペーンをやっています。キャンペーンの詳細についてはこちら
-
ひまわり証券・・・証券会社かつFX大手です。8月31日まで、FX口座を新規口座開設して1回以上の取引をすると、現金5000円がもらえるキャンペーンをやっています。キャンペーンの詳細についてはこちら
-
岡三オンライン証券・・・日経225ミニの通常の手数料が42円、日経225先物の手数料が336円と業界最安値水準です。口座開設をすると岡三ネットトレーダーというトレーディングツールを60日間無料で利用できます。
-
安藤証券・・・2010年12月30日まで手数料値下げキャンペーンを実施しています。株式売買手数料が一律315円です。日経225先物の手数料は1枚あたり210円、日経225miniの手数料は1枚あたり21円。しかもデイトレ片道無料です。
-
サイバーエージェントFX・・・サイバーエージェントの子会社のFX会社です。1月11日から「南アフリカランド/円 4銭→3銭」にスプレッドが縮小されました。
また、9月30日まで、新規口座開設して30万円以上の入金し、1回以上のFX取引をすると現金3000円〜1万円がもらえるキャンペーンをやっています。キャンペーンの詳細についてはこちら -
C-NEX・・・こちらもサイバーエージェントの子会社のFXサービスです。7月30日まで、新規口座開設して100万円以上の入金し、50万通貨以上のFX取引をすると現金1万円がもらえるキャンペーンをやっています。キャンペーンの詳細についてはこちら
-
むさし証券 (旧名そしあす証券)・・・約定代金50万円までの株式手数料が231円、300万円までの手数料が462円と安い。また信用取引の買方金利が年率1.72%と業界最低水準なのが魅力。
-
カブドットコム証券・・・逆指値、±指値、W指値など多彩な注文機能が使えます。IPOは単純明快な公平抽選。発注方法が充実しているのでサラリーマンにおすすめ。新規口座を開設するとkabuマシーンというトレーディングツールが利用申込の翌月末まで無料。
-
マネックス証券・・・IPOが単純明快な公平抽選ですので、新規公開株申し込み口座として活用すべきです。逆指値・ツイン指値と夜間取引が使えるのでサラリーマンにおすすめ。
日経225先物取引の手数料が1枚あたり346.5円と安くなっています。ただいまキャンペーン実施中! 新規に先物OP口座を開設した方は、手数料全額キャッシュバック(手数料実質無料)詳細はこちら
-
SBI証券・・・株取引の手数料が安い。手数料が安いので株の売買回数が多い人に向いている証券会社。また、ETFの取扱い銘柄が多い。
-
丸三証券・・・口座開設後2ケ月間は株取引の手数料が無料なのでトレードの練習用に使えます。また、日経テレコン21を無料で利用することができます。東証1部上場企業。
-
松井証券・・・無料でネットストックハイスピードというトレーディングツールが使えます。
-
リテラ・クレア証券・・・通常1社につき210円かかる「会社四季報 最新銘柄レポート」を無料で読むことができます。
また口座開設をするとリテラトレーダープレミアムというトレーディングツールを1ヶ月間無料で利用することができます。 -
内藤証券・・・中国株の取引サービスや投資情報が充実しています。
※上記の証券会社18社は、資料請求・口座開設費・口座維持費が無料です。
※情報の内容に関しては正確性を期していますが、情報が古くなっている場合がありますので、各証券会社のウェブサイトで確認をお願いいたします。掲載している情報に誤りがあった場合、ご指摘いただけると幸いです。


BNF氏の記事がでてますよ。
http://www.zakzak.co.jp/top/200906/t2009060503_all.html
早速ですが、BNF氏の件、記事にさせてもらいました↓
http://kabushiki-blog.com/article/120910414.html
有益な情報提供、誠にありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。