小杉産業、破産手続き開始で上場廃止

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2月16日、カジュアルウェアの製造販売を手掛ける小杉産業 【東証2部:8146】が、東京地裁へ自己破産を申請し、同日、破産手続き開始決定を受けたと発表しました。

負債は約97億円です。

これを受け、東京証券取引所は小杉産業株を3月3日付で上場廃止にすると発表しました。

(民事再生法や会社更生法を申請した場合の倒産だと、倒産から上場廃止になるのに1ヶ月程度の期間があります。破産の場合、破産から2週間程度で上場廃止になります。)

以下、帝国データバンクのウェブサイトからの抜粋です。

アパレル販売
東証2部上場
小杉産業株式会社
破産手続き開始決定受ける
負債97億9300万円

企業コード:985187102

「東京」 『ゴールデンベア』ブランドで知られる、東証2部上場の小杉産業(株)(資本金64億3642万7919円、中央区築地6-19-20、代表河野光輝氏、従業員254名)は、2月16日に東京地裁へ自己破産を申請、同日、破産手続き開始決定を受けた。

~~~中略~~~

 その後、2007年4月にはジェイ・ブリッジ(株)が所有する株式をレゾンキャピタルパートナーズ(株)系のレゾン投資事業有限責任組合が取得。以降は、仕入先の集約によるコスト圧縮などを図るほか「中期経営計画」を策定、黒字化を目指し立て直しに努めていた。

しかし2008年1月期は年売上高約176億5200万円にとどまり、経常損失は約26億300万円、最終損失は約55億7300万円となっていた。本業面での赤字が続くなか、昨秋以降は金融環境も厳しさを増し資金繰りは多忙化。支援スポンサーを見つけるべく努めてきたが結実せず、今回の措置となった。

さて、私は上場企業が倒産すると、必ず会社四季報を見ることにしています。「会社四季報で倒産した企業のページを見ること」を何回も繰り返していくうちに、どういった財務内容の企業が危ないのか感覚的に判ってくるからです。

四季報で小杉産業の2008年1月期の決算を見るに、小杉産業は総資産128億円に対して、自己資本(株主持分)が10億円しかありません。有利子負債は36億円で普通ですが、利益剰余金のマイナスは83億円と巨大です。

また、営業キャッシュフローが37億円と巨額のマイナスになっています。2007年1月期の営業キッシュフローも26億円のマイナスでした。

財務が悪いので当然といえば当然ですが、継続企業の前提に関する重要な疑義が付いています。

小杉産業は2008年1月期の決算が出た時点ですでに、典型的な「買ってはいけない銘柄」になっていたといえるでしょう。

なお、今年倒産した上場企業は、下記の8社です。

▼2009年度 倒産上場企業の一覧

会社名 証券取引所と証券コード 倒産の形態 倒産時の負債 倒産の日付 (2009年) 上場廃止日 (2009年)
東新住建 ジャスダック:1754 民事再生 430億円 1月9日 2月10日
クリード 東証1部:8888 会社更生 650億円 1月9日 2月10日
エス・イー・エス ジャスダック:6290 民事再生 142億円 1月16日 2月17日
サイバーファーム ヘラクレス:2377 破産 79億円 1月30日 2月17日
中道機械 (なかみちきかい) 札証:8094 民事再生 76億円 2月5日 3月6日
日本綜合地所 東証1部:8878 会社更生 1975億円 2月5日 3月6日
ニチモ 東証1部:8839 民事再生 757億円 2月13日 3月14日
小杉産業 東証2部:8146 破産 97億円 2月16日 3月3日

※をつけた会社は不動産関連企業or建設関連企業です。不動産関連企業の苦境はまだ続きそうです。

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