中道機械、民事再生法申請(倒産)で上場廃止

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2月5日、各種プラント・産業機械・建設機械卸の中道機械 <8094 札幌証>が、札幌地裁へ民事再生法の適用を申請し、同日、受理されたと発表しました。

負債は約76億円です。

これを受け、札幌証券取引所は中道機械株を3月6日付で上場廃止にすると発表しました。

以下、帝国データバンクのウェブサイトからの抜粋です。

各種プラント・産業機械・建設機械卸、修理・整備
札証上場
中道機械株式会社
民事再生法の適用を申請
負債76億5400万円

TDB企業コード:010103253

「北海道」 中道機械(株)(資本金6億5557万円、札幌市中央区北1条東3-3、代表鍬田信知氏ほか1名、従業員139名)は、2月5日に札幌地裁へ民事再生法の適用を申請し、同日再生手続き開始決定・監督命令及び調査命令を受けた。

~~~中略~~~

 しかし、その後は公共工事削減の影響などから業績低迷が続くなか、2005年7月には経営効率化を図るべく関係会社の中道リース(株)との合併をいったん発表したものの、翌月には白紙撤回した。これを受け11拠点の閉鎖や従業員削減などを実施したが、売り上げ減少に歯止めがかからず、2008年1月期の年売上高は約92億2700万円まで落ち込み、約2億2000万円の当期損失計上を余儀なくされていた。

 こうしたなか、2008年3月には不正経理発覚による対外信用の低下を招き、監理ポストに割り当てられていた。

 同年10月にはメーンバンクOBの現代表が就任するなど信用回復に努めたものの、業況は改善できず今回の措置となった。

さて、私は上場企業が倒産すると、必ず会社四季報を見ることにしています。「会社四季報で倒産した企業のページを見ること」を何回も繰り返していくうちに、どういった財務内容の企業が危ないのか感覚的に判ってくるからです。

四季報で中道機械の2008年1月期の決算を見るに、中道機械は総資産79億円に対して、自己資本(株主持分)がわずか6億円しかありませんし、有利子負債は45億円と巨大です。

また、利益剰余金は3.8億円のマイナスになっています。

そして、売上高が92億円に対して、純利益が2.2億円のマイナスです。営業キャッシュフローは4億円のプラスですが、他にいいところがありません。財務が悪いので当然といえば当然ですが、継続企業の前提に関する重要な疑義が付いています。

中道機械は2008年1月期の決算が出た時点ですでに、典型的な「買ってはいけない銘柄」になっていたといえるでしょう。

なお、今年倒産した上場企業は、下記の6社です。

会社名 証券取引所と証券コード 倒産の形態 倒産時の負債 倒産の日付 (2009年) 上場廃止日 (2009年)
東新住建 ジャスダック:1754 民事再生 430億円 1月9日 2月10日
クリード 東証1部:8888 会社更生 650億円 1月9日 2月10日
エス・イー・エス ジャスダック:6290 民事再生 142億円 1月16日 2月17日
サイバーファーム ヘラクレス:2377 破産 79億円 1月30日 2月17日
中道機械(なかみちきかい) 札証:8094 民事再生 76億円 2月5日 3月6日
日本綜合地所 東証1部:8878 会社更生 1975億 2月5日 3月6日

※をつけた会社は不動産関連企業or建設関連企業です。不動産関連企業の苦境はまだ続きそうです。

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